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焼きそばの果てしなき旅【その63】

一時期よりペースはゆっくりになっておりますが、続けております焼きそばの果てしなき旅。前回の【その62】の続編。どうしても気になったことをやはりやることにしたと云う今回のお話。写真を多めにしてどんどん進めることにする。

マルちゃん焼そば 3人前(ソース付)

マルちゃん焼そば、前回1玉使ったのであと2玉ある。ちゃんと全部使う。焼きそばの旅のペースが早かった頃は、1玉残り2玉残りして冷蔵庫に入ったままなんてこともあった。勿体ないので種類にかかわらずいっぺんに作ることもあった(【その57】)。それはそれで味わい深いものがあって、勉強にもなったけれど、やはりもう一度ちゃんと作ってみる。早速今回からやってみたことを発表したいと思う。

麺を洗う

麺を洗った。前回の焼き付ける方式で作ったところ、やはりパッケージされた麺にまぶしてある油分の存在が気になった。食べている時は良いのだけれど、後味にずっとその油分のえぐ味が残る感じがしたのだ。今まではあまり気にしないようにしていたのだけれど、粉末ソースを1袋の半分にして薄味にしてみたらやはりそこは見逃せないポイントになった。麺を湯通しして油分を落とすことも考えたが、お湯を沸かしたりするのが大変に面倒に思えたので、水道の流水で洗った。かなりの油分が落ちる。これを焼いていくことにする。

麺を焼く

麺をじっくりと焼く。焼き始めたらなるべく動かさないようにして、しっかり焼く。洗った時に麺がかなりほぐれているので、後でほぐす時も楽であろう。

麺を焼く

両面をしっかり焼いたならそろそろ良かろう。少し水分を足しながら麺をほぐす。

粉末ソース投入

粉末ソースも投入して出来上がり。前回と同じ1袋の半分にしてみた。これで前回との味の違いを感じてみたい。

マルちゃん焼そば 麺を洗って両面焼きバージョン

マルちゃん焼そば 麺を洗って両面焼きバージョン完成。とは云え、前回はキャベツを入れたので同じではない。その辺の段取りが甘いところだが許されたし。

マルちゃん焼そば 麺を洗って両面焼きバージョン

麺が所々パリッと焼けた感じで残っているのがイイですね。イタダキマス

マルちゃん焼そば 麺を洗って両面焼きバージョン

ウマウマウー。これだこれだこれこれ。ヒジョーにウマイではないか。食べて少し時間をかけて後味が消えて行くのを追ってみる。えぐ味がなくなっている。粉末ソースのスパイシーな香りがフワッと残る。スゴイなぁ。1975年の発売以来、味は殆ど変えていないと云う。この味が自分の奥底にしっかりと根付いている。あ、ちょっと待って。やりたいことを思い出した。

溶き玉子に付けて食べる

溶き玉子に付けて食べてみようと思う。以前出来上がった上にトッピングとして生玉子を載せてみたがあまりピンと来なかった。それを敢えてまたやってみようと云うのだ。これを性懲りもないと云う。試してみないと気が済まない。寝ても覚めても焼きそばを溶き玉子に付けて食べてみたいと思い続けることになる。やらねばならんのです。

溶き玉子に付けて食べる

ウマウマウー。ではあるのだが。ああ、溶き玉子が冷たいのだ。焼きそばはもう冷めてしまっているのだ。焼きそばが鉄板の上でじうじうと云っているくらいのを溶き玉子に付けて、その温度の違いのコントラストも楽しむべきであるのだ。鉄板とは云わずともせめてホットプレートで作るくらいのことはせにゃあならんのだ。それはそれでまた面倒である。玉子が好きになってしまった僕の昂ぶりを何とか鎮めねばならぬ。何とかならぬか。

マルちゃん焼そば 3人前(ソース付)

もう1玉あるのだ、マルちゃん焼そば。色々と考えを巡らせながらまた作ろう。

麺を洗う。これからは余程のことがない限り、麺は洗おうと思う。その一手間で少しでも美味しくなるのならここだけは省くまい。

麺を焼く

両面焼くのであるけれど、この前のようにそんなにパリッパリに焼かなくとも良いのではないかと考えた。この程度で充分焼き目が香ばしくなって、後で麺もほぐしやすい。楽な感じでイイトコドリしてしまえばよかろう。そしてこの程度であればほぐし水も少なくて済む。ここから一気に完成形へ進む(気が急いて途中経過の写真を撮りそびれてしまった)。

マルちゃん焼そば 麺を洗って両面焼き目玉焼き載せバージョン

マルちゃん焼そば 麺を洗って両面焼き目玉焼き載せバージョン完成。名称が長すぎる。なんとかせねばなるまい。でも今は思い付かないのでまあいいか。今回もキャベツなど具はナシ。目玉焼きをレア目に作って載せた。ただ粉末ソースは1袋全量使った。目玉焼き(先程は溶き玉子)の分だけ味が足りなくなるのだ。と云うかこの麺1玉に対してのこの粉末ソースの1袋と云うのは、揺るぎない配分なのだ。薄味が好きだから半分使うなどと云っていた自分を恥じる。申し訳なかった。ちゃんと1玉に1袋。麺を洗う、と共に、1玉に1袋、これをこれからの自分の金科玉条としたい。

マルちゃん焼そば 麺を洗って両面焼き目玉焼き載せバージョン

ウマウマウー焼きそばは皿盛ではすぐに冷めるし、玉子はレア目なのでやはり冷たい。それでも溶き玉子の時ほどには気にならない。粉末ソースに玉子はあまりマッチしないと思っていたけれど、目玉焼きなら大丈夫。かなりウマイぞと自画自賛。ただまだ改良の余地はあると思う。ずぼらな自分でも飽きないようになるべくシンプルに作って最大限にウマイと云うのをこれからも探究していく所存。気長にやっていこうと思う。

マルちゃん焼そば 麺を洗って両面焼き目玉焼き載せバージョン

全く違うアイディアも試してみているので(すんげー簡単)、また近々。焼きそばの果てしなき旅はまだまだ続きます。


末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫