見出し画像

ケンタッキーフライドチキン丼

僕は時折ケンタッキーフライドチキンをご飯と一緒に食べたくなる。正確にはケンタッキーフライドチキンのオリジナルチキンをご飯と一緒に、だ。ケンタッキーフライドチキンはかなり古くから馴染みがある。でもご飯と一緒にと云うのは、ここ2〜3年以内に起きるようになった衝動だ。それと云うのも沖縄県はケンタッキーフライドチキンをご飯のおかずとして日常的に食べていると云う情報が僕の心に深く刻まれたから。タコライスだってタコスの具をご飯に載せちゃってタコライスで御座いと云うわけなので、ケンタッキーだってご飯と一緒で当然かと得心したのだった。ちなみに沖縄県はケンタッキーフライドチキンの一人あたりの消費量日本一。その後、色々な方にお話を聞いたところ北海道でもケンタッキーおかず率が高いようにも感じた。食べ方も色々で、コールスローも一緒に載せる人、醤油をかける人、身をほぐしてご飯と混ぜて食べる人、種々様々。とにかく僕もケンタッキーフライドチキンをご飯に載せよう。話はそれからだ。

画像2

ケンタッキーフライドチキン丼。ウマウマウー。いつもの小丼(実はチャーハンのスープを入れるお椀)にご飯とケンタッキーフライドチキンのオリジナルチキンを載せて出来上がり。ご飯は玄米。以前ダイエットなどに励んでいたころに玄米を食べる習慣を取り入れてみたところ、玄米の味わいや食感が好きになってしまい、結局白米のご飯と同じくらいの量を食べるようになったと云う元の木阿弥状態になり、ただ単に玄米をウマく炊けるようになって玄米食が身近になっただけと云う体たらく。でも玄米を食べていると何となく調子が良いように思えて(何となくと云うのはヒジョーに大事)たまにこうして炊いている。ケンタッキーフライドチキンは白米とも合うけれど、玄米ともなかなかの相性だと思っている。

画像2

1980年代初頭、クレイジーケンバンドの横山剣さんはクールスにボーカリストとして在籍。当時20代前半。群馬県の前橋にライブに行った際に、若き日(10代)の澤野博敬くん(クレイジーケンバンドのトランペッター)と第三種接近遭遇。クールスの観客として来ていた澤野くんに、急にから揚げが食べたくなった剣さんが質問。「この辺でから揚げの美味い店ない?」「あります!」と澤野くんが案内して剣さんを連れて行ったお店がケンタッキーフライドチキンだったと云うエピソードがとてもスキスキスー。

僕個人的には横浜市西区の浜松町交差点の角にあったケンタッキーフライドチキン(西横浜店、現在は閉店)が印象深い。当時は珍しいドライブスルーの店舗だったと記憶している。友達と車で買いに行って、テイクアウトしたのを友達の部屋で食べながら延々と馬鹿話をしていた想い出がある。

それはそうと僕はケンタッキーフライドチキンと日清から揚げ粉で作ったから揚げに相似点があると睨んでいるのだが、いつか並べて食べてみるのが夢だ。夢は叶えよう。時間が出来たらじっくりやろう。やりたいことがいっぱいある。全部叶えるのには100年とか200年とかかかるかも知れない。それでもじっくりやろう。老いぼれている場合じゃない。がんばるとか努力とか根性とか大嫌いだけど仕方がない。がんばる。

画像3

この文章を書いた直後、クレイジーケンバンドは大阪でライブ本番。コロナ禍で音楽活動の頻度は激減。でも音楽は少しも変わらずにそこにあるし、メンバーも皆元気。数年前と同じような活動にはなかなか戻らないけれど、少しずつ、少しずつ、前を向いて歩いて行きたい。秋には作品も出る予定。どうぞお楽しみに。その話もいつかたっぷり書こう。それはともかく今無性にケンタッキーフライドチキンが食べたくなった。どうしよう。また文章がまとまらなくてすみません。

末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫