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【偏愛】マツバウンラン

僕はマツバウンランが好きです。偶然だけどマツカサウオ、マツバギクに続いてマツが付く名のマツバウンラン。マツが好きな訳ではないのだけれどマツ続き。次は何だろう。マツダ自動車、松の廊下、神田松之承(伯山に改名されました)、マツコデラックス、大井松田、松崎しげる、ああ何とバラバラな羅列。連想中止。

マツバウンランはシソ目オオバコ科の一年草または二年草。北アメリカ原産の帰化植物で、日本では本州、四国、九州の日当たりの良い場所に生える。僕の住んでいるマンションのすぐ近く、歩道脇のツツジの植わっているスペースに、この草がほんの数本だけ生えていて、薄紫色の小さな花を付けているのを見つけたのが2012年のこと。時期は4月から5月にかけて。写真を撮って、この花の名をInstagramで問いかけたら、親切な方がマツバウンランだと教えてくれた。ありがとうございます。翌年も翌々年も同じ場所に生えていたので、僕にとってマツバウンランが春を実感させてくれる花となった。

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これは2014年の写真。何とカワイイ。ちょっとの風でもぶんぶん揺れてしまうので写真に撮るのはなかなか大変。そして小さいのでピントもなかなか合わない。この写真はiPhone5で撮ったもの。その後iPhone SE(今も使用中)にしたところ接写は余計にピントが合いづらくなった。

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2015年の写真。ピントが合っているのがこの1枚しかない。他は風に揺られてしまってブレブレ。

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2016年は静岡県御殿場市内の路肩でマツバウンランを発見。この年は家の近所でマツバウンランを見ることはなかった。

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小さいけれど不思議な形をしている。この薄紫色がとても好きだ。

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2017年は香川県高松市の栗林(りつりん)公園を散策中にマツバウンランに偶然遭遇。この花に何かの御縁があるのだなと強く感じた。

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とても美しい。

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いっぱい咲いていてとても嬉しかったのを良く覚えている。

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2018年はふたたび御殿場市内でマツバウンランを発見。

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愛情がピークに達しているショット。ちょっとピンボケなんですが。

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そして2019年は写真に収めることが出来ずに、2020年。また家の近所のツツジの植え込みの隅っこに咲いているのを発見。本当にこの1m四方もないくらいのスペースだけにマツバウンランは咲く。

写真を撮ると花の薄紫色のところだけどうしてもぼやけてしまう。他の草のディテールはしっかり取れるのにマツバウンランの花だけが朧気に写る。この接写のレベルアップのためだけにiPhoneをグレードアップしようかとも考える。でも僕はSEのサイズが大好きだ。4インチ画面最高。これ以上大きいのはiPhoneとしての意味がないとも思ってしまう。以前病院の待合室でiPhone SEを見ていたら、全く知らない他の方が僕の手元を覗き込んで「こんな小さい文字読めるんですか?」と驚いていた。あんた誰。読めるよちゃんと。読めちゃいかんのか。まったくもう。でもiPhone11で撮ったと云うレディー・ガガのMVとか観ると、ああもう突撃するなら最新モデルだなとかとも考える。考えているうちにSE 2ってのも出た。こんなご時世に機種変するのか小野瀬雅生。でもiPhoneの話をするつもりではなかった。申し訳ありません。

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ギラギラとメタリックなマツバギクも好きだけど、この淑やかな薄紫色のマツバウンランも好き。好きなものはとことん好きになる。これからもそうやって生きていく。また来年の春も、同じ場所で会おう。

末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫