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さばみそ煮缶2

色々なものにハマっているが長くゆっくりハマっているのがさばの缶詰さばカレーからさばみそ煮、そしてさばハリッサさばキムチと食べてみた。そして今回はさば味噌煮缶の第2回特集。インパクトがしっかり残っているうちに印象を書いておこうと思う。

千葉産直サービスとろさばみそ煮缶

先日木更津に行った際に入手した千葉産直サービスとろさばみそ煮缶。さばは銚子港水揚げ、味噌は国産はだか麦使用の麦合わせ味噌、砂糖は喜界島粗糖となかなか魅力的なワードが並ぶ。前回鎌倉とか神奈川とかの文字に信頼感があると書いたが、銚子も僕にとってなかなか信頼出来る要素である。関係ないが銚子電鉄ぬれ煎餅と云うのが大好きである。それだけでも銚子と云う文字に多大な信頼を置いてしまう。そして果たしてさば缶はどうであろうか。

千葉産直サービスとろさばみそ煮缶

さばがぎっしり詰まっている。今回もご飯の上に載せて丼にする次第だ。

とろさばみそ煮丼

とろさばみそ煮丼の完成である。さばには味噌の色がしっかり付いているが皮は綺麗な銀色を保っている。このところこうしてさば缶を多く食べていたらあまり肉を食べていないのに気が付いた。最近の自分には魚が合っているのかとも思う。体調も良い。そのうちまた肉ブームもやって来るだろうが、今はさばを楽しもう。

とろさばみそ煮丼を食らう

ウマウマウー。ウマイのだけど、気になる点を先に書いちゃう。ヒレ。ヒレの尖ったのが痛く感じます。骨は固めだけどこちらはまだ良い。封入されたさばの個体差もあるのだろうけれど、ヒレは気になった。ヒレは取り除いてから食べた方が良いかも知れない。ご報告まで。

とろさばみそ煮丼を食らう

ウマウマウー。味噌の味は少し甘めだがこのさばにはとても合っていると思う。さば自体も脂がのっていてとてもウマイ。ご飯との相性は云わずもがな。ご飯と一緒に食べることでさばの旨味の優しさや広がりがより一層良く判る気がする。とろさば、素晴らしい。そしてご飯に煮汁を少しかけるとまた格別である。かけ過ぎに注意。

キョクヨーさばみそ煮缶

続いてはスーパーで見つけたキョクヨーさばみそ煮缶。ネットのさばみそ煮缶ランキングの上位にランクされていたので気になっていた。DHAやEPAがたっぷり含まれているとのこと。DHAはドコサヘキサエン酸のことで、ω-3系α-リノレン酸から作られる脂肪酸、と云われても何のこっちゃ。人間の体内で合成出来ないので、食品から摂取するしかない。認知機能の改善効果とか血中の中性脂肪を低下させるとか、だそうだ。僕にもってこいではないか。最近ビックリするような物忘れをすることがある。昔から物忘れはするが最近特に酷い。自分でビックリする。危ないのは家から出掛ける時。持って行かないといけない物の半分も持って出ないことがある。財布、iPhone、更にはギターまで忘れる。何度も何度も3度も4度も家に戻ってその都度持ち物を確認するのだが、やっぱり何か忘れていて取りに戻ることになる。そうするともう一日の体力の半分くらいを使ってしまって台無しになる。さばに頼ろう。お願いします。長くなったのでEPAのことはまた別に書く。

キョクヨーさばみそ煮缶

こちらは煮汁たっぷりである。この煮汁にDHAやEPAも含まれているのであろうか。それならいつか煮汁の活用法も考えないといけない。今はまず身を味わおうと思う。

キョクヨーさばみそ煮丼

キョクヨーさばみそ煮丼の出来上がり。さばにしっかり味が沁み込んでいるように見える。戴いてみよう。

キョクヨーさばみそ煮丼を食らう

ウマウマウー。身はしっかり締まって骨も柔らかくなっている。味は今まで食べてきた中で一番濃い。煮汁はかなり塩っぱく感じる。その感じがとても懐かしい感じに思える。はっきりした記憶ではないけれど、かなり以前に食べた感じだと僕の記憶機関が判断した。忘れ物ばかりで最近信頼性に欠ける僕の記憶であるけれど、昔のことはとても良く覚えている。都合良く改竄されていることも多いが、短期記憶よりはずっとマシだ。話が脱線した。味が濃い、と云うところである。

キョクヨーさばみそ煮丼を食らう

ウマウマウー。味が濃いめなので少量でご飯が進む。この一缶を食べるのにご飯を2度ほど足した。お腹いっぱいである。そう云うことではないか。酒肴としてもかなり良い線を行くと思う。しっかりした味付けがランキング上位の理由であろうか。お値段もお手頃でなかなかだと思う。今度はお酒と合わせてみようと思う。

八戸漁港味わい鯖味噌煮缶

続いては八戸の友人に送ってもらった八戸漁港味わい鯖味噌煮缶である。人気商品で現在品薄であるとのこと。青森県八戸市の株式会社味の加久の屋の製品。味噌は温泉熱で醸造した「津軽白味噌」を使用とのこと。パッケージデザインも秀逸である。和紙っぽい紙を使っているのも、カラーリングも、なかなかだと思う。

八戸漁港味わい鯖味噌煮缶

これはビックリ、大ぶりのさば切り身がどーんと2つ入っている。八戸港水揚げの良質な鯖を身が崩れないよう丁寧に手詰めしてあるとのこと。とても丁寧である。ならば僕も丁寧に扱おう。丁寧に取り出してご飯に載せることにする。

味わい鯖味噌煮丼

味わい鯖味噌煮丼となった。何だか壮観である。壮観なので一杯写真を撮った。

味わい鯖味噌煮丼

壮観である。丁寧にイタダキマス。

味わい鯖味噌煮丼を食らう

ウマウマウー。最初は「おや?」と思う。すぐにこれが別格のさばであると理解する。まずはさば自体がヒジョーにウマイ。「おや?」と思ったのは缶詰っぽさがなかったからである。缶詰であることで割引くことが少ない。さばの新鮮さがしっかり保たれている印象。これはスゴイ。とてもウマイ。

味わい鯖味噌煮丼を食らう

ウマウマウー。ご飯と一緒に食べるとまた格別である。ご飯が幸せそうにしている。食べると多幸感に包まれる。これが口福と云うことか。たまらなくウマイじゃあないか。八戸漁港やるじゃん。いや、お見事です。

味わい鯖味噌煮丼を食らう

ウマウマウー。味噌の味はしっかりしている。でもさばの旨さを全く邪魔しない味付けだ。味噌の味からさば自体の味までのゾーンがとても広くて余裕がある。余計な味がしない。シンプルだけど単純ではない。気取っていないけれど品格が高い。そう云うものに出逢うことは人生にそうそうあるものではない。食べながらありがとうと口に出してしまった。お行儀が悪いけれど許されたし。ありがとう。

味わい鯖味噌煮丼を食らう

ウマウマウー。さばがフレッシュに思えるのに骨などはしっかり煮られている。ヒレも気にならない。安心して食べられる。堪能しました。さば缶周遊記(そんな名前ではないが)は今後もまだ続きます。さば缶の世界は本当に奥深い。クレイジーケンバンドのニュウアルバム『世界』もよろしくどうぞ。

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