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さばハリッサ、さばキムチ

僕のブログの方ではチャーハン祭りのようになっているけれど、本当の本当にハマっているのはさばの缶詰だ。色々買ってきて食べてみて、美味しいのでまた色々買って、と云う典型的なハマり方をしている。最初はさばカレー、そしてさば味噌煮。続いては意味不明の名前から予期せぬ美味に出会ったと云うパターンのものをご紹介する。

さばハリッサ缶

さばハリッサである。ハリッサが全く判らなかった。それでもまずは買ってみた。それからハリッサのことを調べてみると、唐辛子を元に作られるペースト状で辛口の調味料であるとのこと。マグリブ地域圏、特にチュニジアで多く用いられるとのこと。チュニジアは判るが、マグリブがまたあまり馴染みのない言葉である。マグリブとは北アフリカ北西部に位置するアラブ諸国を指すとのこと。そこからまたマシュリクとかベルベル人とかどんどん見知らぬ言葉が押し寄せてくる。ちょっと待て。ハリッサに戻る。

さばハリッサ缶

ここにはハリッサのことを、地中海生まれの香辛料とざっくりと記されている。赤くて辛い刺激的な、と追加説明もあるのでこれで十分であろう。地中海と云えばエーゲ海、エーゲ海と云えば池田満寿夫先生である。男の手料理の再現続編もやらねば。ああ、やることがいっぱいである。

さばハリッサ缶

ふと気が付いたのだが、STONE ROLLSとは石巻のことであるか。何ともオシャレなように見えてダジャレおじさん的脱力感もある。前置きが長くなった。開けてみよう。

さばハリッサ缶オープン

赤い。ちょっとビックリする程に赤い。これはもしかしたら物凄く辛いのではないか。そんな不安も感じた。年齢のせいか最近辛いものに弱いのである。無理して辛いものを食べると体調の速やかな降下に繋がるようになった。辛かったらちょっと控えようと考えた。

さばハリッサライス

さばハリッサにライスを添えて、さばハリッサライスである。なかなかのルックスだ。それにしても赤さが尋常ではない。ハリッサなかなかやるな。

さばハリッサライス

とにかく食べてみよう。イタダキマス。

さばハリッサライスを食らう

ウマウマウー。これはウマイ。思ったほど辛くはない。感覚的には中辛くらいである。何の中辛かと云えばニュータンタンメン本舗のタンタンメン中辛くらいと云えば判ってもらえるだろうか。思ったほどに辛くはないのだ。辛さはさばの旨味のサポートを担っている。そのバランスが素晴らしい。塩味もとても良い案配。辛さは後で喉の方に来る。中辛じゃないな。大辛か。後からしっかりちゃんと辛い。それにしても予期せぬ名コンビに出会った感じがする。さばハリッサさばハリッサ。この組み合わせは地中海にあるのだろうか。それとも石巻で出会ったのだろうか。とにかく素晴らしい相性である。

さばハリッサライスを食らう

ウマウマウー。ご飯ともピッタリと合う。ご飯がピラフのようなものでも良いし、長粒種の米を使っても良いのではないかと思う。それこそクスクスでも合うだろう。さばハリッサはきっと色々なものにマッチすると思う。パスタでも良いかと思う。ロングでもショートでも。それも今度やってみよう。

さばハリッサライスを食らう

ウマウマウーさば自体もとても脂が載っていてウマイ。食べ出すと止まらなくなる。実はもう4缶ほど食べた。絶妙な辛さ。旨味たっぷり。クセになる味わいである。

さばハリッサライスを食らう

ウマウマウー。血合いのところも骨もみんな美味しい。たまらん。

さばハリッサライスを食らう

ウマウマウー。こうして煮汁部分だけご飯にと一緒に食べてもウマイ。大絶賛である。さばハリッサ缶ブラボー。

ばかうけハリッサ味

脱線するがばかうけハリッサ味なんてものコンビニで見つけた。ハリッサ流行っているのか。僕が知らなかっただけか。だとしたら不勉強で申し訳ない。テレビをあまり見ないので流行とか人気とか話題の製品とかに疎い。音楽だけは何とか付いていこうと思うが、他はもうお手上げ状態である。情報過多。飽和。僕の記憶領域も縮小していると思う。

ハリッサ各種

そしてハリッサを取り揃えてしまう。これがどんな方向に伸びていくのか自分でも判らないが、何か作ったらまたお知らせする。買うだけ買って満足して活用しない可能性も多々ある。その場合は申し訳ない。でもちょっとやってみたいことはある。さっさとやらないと忘れてしまうので近々。

さばキムチ缶

続いてはさばキムチ缶である。正式にはさばのキムチ煮缶であろうか。

さばキムチ缶

表記的に『さば』「の」『キムチ』「煮」、と「の」「煮」が小さく表記されている。これは「の」「煮」は省略してもらっても良い、「さばキムチ」として認識してほしいとの意思表示でありましょうか。そんなことはどうでもいいですか。「ご飯がススム」と云うのが黒バックに白文字でちょっと儀礼的と云うか形式的と云うか熱量をあまり感じられないのも狙いの一つなのであろうか。そんな本当にどうでもいいところに引っかかって僕の人生は過ぎてゆくのである。まあいいか。

さばキムチ缶オープン

これも赤いが、缶も半分赤いし、キムチと云う文字がこの赤色へのスムースな橋渡しをしてくれているので驚かない。

さばキムチ丼

これはこうしてご飯に載せて丼としてみよう。こうするとさばにキムチの赤色がそんなに沁みていないのが判る。

さばキムチ丼

辛さはどんなであろうか。イタダキマス。

さばキムチ丼を食らう

ウマウマウー。これもウマイ。とてもウマイと思う。さば自体が美味しい。旨味たっぷりである。肝心のキムチであるが、それ程キムチっぽく感じない。程好い辛さと旨味はあるが酸味がないからか。僕にとってのキムチは白菜であったり大根であったりキュウリであったりのキムチである。僕の見識が狭いだけだと思うが、そこはちょっと拍子抜けした。

さばキムチ丼を食らう

ウマウマウーご飯がススムと云うことでは満点である。本当に進む。ご飯のお供にピッタリである。きっとお酒のお供にも良いに違いない。辛さも程々なので刺激に弱い人にも受け入れてもらえると思う。大変にフレンドリーな味わいである。とてもウマイ。

さばキムチ丼を食らう

ウマウマウーさば缶の世界はなかなかに広く充実している。まだもう少しさば缶の世界を行ったり来たりしようと思う。7月はライブ活動も目白押し。さば缶パワーで乗り切るつもりである。がんばります。

末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫