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ウィズ一考

割引あり

「インソールって何?(リンク先参照)」…な言葉の意味続きで…勝手な考察…( ̄∇ ̄*)ゞ

靴選びの際、幅について言う際に「ウィズ(width)」などと言われることが多いですが…

実は私も足計測して、この人の足に対して適正と思われる靴サイズを提案する時に、靴の長さ(lengths)は240でウィズ(widths)Dですね…みたく言っちゃってます…( ̄∇ ̄*)ゞ

しかし、その「ウィズ(width)」の意味…ちょいとビミョ~だったりします…取扱い注意…(笑)

そもそも靴業界では「ウィズ(width)」というのは、母趾・5趾つけ根部分(MP関節部分)を結んだ線での足幅のことをいいます(図1)。正式にはボールウィズ(ball width)。

図1:ball widthとball girth

一方、母趾・5趾つけ根部分の周囲径を「ガース(girth)」と言い(図1、正式にはボールガース(ball girth))、足長とともに、これら測定結果を元にJIS規格換算表に当てはめた結果、適正と思われる靴のサイズを算出するわけです。

仮に足長(length)218mm、足囲(girth)218mmだった女性…JIS規格換算表(女性用サイズ表)に当てはめると、基本四捨五入で足長220となり、その段横を見て、足囲218が近いのは216だから、結果靴サイズでの表記上220Dが妥当…と基本的には判断するわけです。

まあ、この読みに関しては色々な要因がからんできますので、単純に読めばよいというものではなく、実は経験と熟練を要するところでありますし、私は「3肢位測定(リンク先参照)」を推奨してますし、前述の通りには読んでないんですけどね…( ̄∇ ̄*)ゞ

…それはココでは置いといて…

表1:女性用サイズ換算表(JIS規格)

私は基本主に足囲をもって靴選びの参考にしていますが、JIS規格換算表には足幅の表記も存在します。

足囲は同じでも、甲高で幅狭い足や、甲低く幅広い足が存在するわけで、前者は図2右のようなタイプの靴が合うでしょうし、後者は図2左のようなタイプの靴が合うと考えられるわけですよね…足幅はその参考にする…というところでしょうか。

私は足長足囲を測って足幅は測らず見た感じでなんとなくいっちゃいますけどね…経験則で…( ̄∇ ̄*)ゞ

図2:同じ足囲でも甲高な場合と甲低な場合がある

正式にはFHAのシューフィッター養成講座でも受講してオベンキョしてくださいね…( ̄▽ ̄)

私は独学でモグリなので…( ̄∇ ̄*)ゞ ←モグリのシューフィッター(笑)

…話戻して…

そんなわけで、足幅を測ってウィズ(width)って言ってるならいいんですが、足囲を測ってその測定値をウィズ(width)って言っちゃうとおかしいわけですし、靴サイズを言うときにウィズ(width)D…って言っちゃうとビミョ~なわけです。

靴サイズ上のアルファベット表記は、ボールガース(ball girth)を表している場合が多いようですしね…


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