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エジプトだから?ギリシャだから?

割引あり

足趾(足のゆび)の長さや全体的な形の違いから、足のタイプがいくつかに分類されているのは、ちょっと足の事をかじると耳に入ってくる情報なので、多くの方がご存じだと思います。

また、靴屋さんで「あなたの足はエジプト型だからオブリークタイプの靴がオススメです!」とかなんとかなセールストークに乗せられて意もしない靴を買う事になったりとか…( ̄▽ ̄)
そんな例も散見されます…

足のタイプを細かく分類すると他にも形があるのですが、ザックリ分類すれば多くの方はこの3種に分けられます(図1)

図1:日本皮革産業連合会HPより参照

細かく言うとこれ以外に「ケルト型・ドイツ型」というのも存在するそうですが、滅多にお目にかからないので巷でも上記3種が主に述べられていますね!

そして例えば靴屋なんかでは「エジプト型だからこんな靴が合いますよ!」とか…足の形によって合う靴合わない靴を分類する事が盛んにいわれていますね!?

以下に足指タイプとタイプごとに巷でよく言われている内容を記載します。

・エジプト型(図1左)
外観上母趾が一番長く2趾から5趾にむかって徐々に短くなっている形。
日本人の約70%がこのタイプ。
母趾が長いために靴に圧迫されやすく外反母趾になりやすい。
母趾周辺にゆとりのあるオブリーク型やラウンド型の靴がおすすめだが、靴選びにあまり困る事は無く、比較的どんな靴でも問題なく履く事が出来るといわれている。

・ギリシャ型(図1中)
足のゆびの中で2趾(人差しゆび)が一番長いのが特徴で、ゆび先全体で見た時に山のような形になっている。
日本人の約20%がこのタイプ。
ポインテッド型の靴がおすすめ。
オブリーク型の靴は指先が圧迫されやすいので注意。

・スクエア型(図1右)
全体的に足ゆびの長さがあまり変わらない形。
ローマ型・ドイツ型と呼ばれることもある。
日本人には少なく、その割合は5~10%程度と言われている。
安定感があり、比較的問題が少ない足の形といわれている。
横幅にゆとりのあるセミスクエア型の靴がおすすめ。
ポインテッド型やオブリーク型の靴は足趾を圧迫しやすいので注意。

しかし…私…以前から「エジプト型にはオブリーク」「ギリシャ型にはポインテッド」「スクエア型にはスクエア」…それって何故?
…正直疑問なんです…( ̄▽ ̄)?

何でエジプト型の足にはオブリーク型の靴なん?
何でギリシャ型の足にはポインテッド型の靴なん?
…謎だぁ~…( ̄▽ ̄)?

ソコんとこ…何で!?…ってのをこれから解説していきます…( ̄▽ ̄)

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