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感情をやりとりしないでいるうちは、人間は仲間にはなれません

自律神経がガタガタなので数年前からお世話になっているカイロプラクティックの先生の所に行く。

先生は、うーんと、どこで知ったのかは忘れちゃったんだけど、その人の身体の悪いところを1発で当てることで有名な先生である。「絶対触感」の持ち主で、相手の頭蓋骨を指先で軽く触るだけで、その人の現在の状態やメンタルの不調を見抜き、それがどこから来ているのかを言い当てる。それだけ聞くと「やだ、オカルト」ってなるんだけど(私は最初なりました)、先生に会ってそんな気持ちは吹き飛んだ。なんせ、先生はお会いした時50代だったんだけど、どう見ても見た目年齢が30歳くらいだったのだ。(現在は流石にもう少し上に見えるけど、でも、それでも若い)腰の据わった、それでいて活き活きとした人生を送っている人は見た目が若い。そして見た目以上に説得力があるものはない。反論もありそうだけど、先生に関していえば、私はこの自説を採用する以外の選択肢がなく、そして実際、先生の施術は私にぴたりとはまった。先生の所に行けば、不調が治る。あまりに効き過ぎるから、「ここ一番」という時以外は却ってかかることを敬遠してしまうくらいである。普段はその辺の整体とかカイロでお茶を濁しておいて、「もうどうにもならん、自分一人じゃにっちもさっちも行かん」という時にだけ、行く。それぐらい「決め打ち」を放ってくれる先生なのである。

さて、それで先生のところに行ったわけだけど、先生は施術をしながら今回も面白いことを教えてくれた。

「対人関係のパターンって、3つしかないんですよ」

「っていうと?」

「一つ目は仲間。

二つ目は獲物。

三つ目は


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