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「モダン・ラブ」でアン・ハサウェイ演じる躁鬱病の女性がリアルすぎて辛い

今話題のアマプラオリジナル「モダン・ラブーNYの街角で」を見る。

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30分×8話、単純な「男女が出会ってくっつくまで」の旧式的なラブ・ストーリーではなく、さまざまな形の愛情を描いたオムニバスで、1話1話が大変に濃い。

性別、年齢、立場、様々な事を超えて「愛」って成り立つんだなあ、人生って可能性の宝庫だなあ、と胸を打たれるお話ばかりなのだけど、特に私が心えぐられたのが第3話のアン・ハサウェイ演じる「ありのままの私を受け入れて」。

これね、メンタルが不安定な人全員に見て欲しい。

私は見終わった後に思いました。

「This is me——————!!!!!!!!!!」

って。


完全に私。アン・ハサウェイ、完全に私。いや私がハサウェイではなく、ハサウェイ演じるレキシーの言動が、完全に私。

(以下、少しだけネタバレを含みます)

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幸福感たっぷりに演出された(けどわざとらしい)アン・ハサウェイの言動、いきなり始まるラ・ラ・ランド調の(けど不穏な)ミュージカル、そして突然のバーンアウト……。

これ!

これ、私か???

もうね、見てて心が痛くなった。

躁の時に一目惚れした相手を良く知りもしないのに「彼は完璧な人間!最高!可能性の塊!」って理想化しちゃってテンション爆ハネする所とか、「私のストーリー始まっちゃう!」って肩で風を切って街を練り歩いちゃうとことか、街ですれ違う他人全員、物語の登場人物にしちゃうとことか。

そうそうそう、躁の時って人生丸ごとラ・ラ・ランドだよね!!分かる分かる!私もそうだわ!!!!!

そして突然訪れる鬱モード、燃え尽き症候群、うまく行かなくなる人間関係。

あんなにウキウキ楽しみにしてた恋人とのデートに、死人みたいな顔つきで現れるところとかも、
「躁の時に申し込んだイベントには大抵行けない」って躁鬱病あるあるを体現していて非常に辛い。

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