BOOTHで個人開発したソフトウェアを公開した。

今回、BOOTHでKanzumeを公開しました。
Kanzumeって何？という方は以下をご覧ください。
凄い簡単に言うと「執筆に特化したエディタ」です。

この記事の目的ですが個人開発している人にとって「BOOTH」を利用する、ってあまり馴染みないかな、と思ったので参考になればと思って書いています。

なぜBOOTHを選んだのか

そもそもKanzumeエディタはGithubで公開していました。
（今もしています）

ただGithubって、プログラマーには馴染みがあっても、普段利用しない人にとっては正体不明のサイトだと思います。

Kanzumeの問い合わせコーナーにも導入方法がわかりにくい、というお言葉を複数いただきました。（Gitの導入も理由だと思うけど）

実際、Kanzumeの反響を見るとGithubのページまで飛んでくれる人は多いのですが、ダウンロード人数には大きな乖離があります。もちろんサイトだけのせいではないと思いますが、それでも通常のサイトより敷居が高くなる部分はあるはず。

そこで「簡単にダウンロードできる方法があれば」と思ってプラットフォームを探しました。

大事なのは

• ダウンロードが簡単なこと

• 無料で使えること（自分もユーザーも）

いくつか検討しましたが、コンテンツを販売・配布するプラットフォームは多いもののソフトを配布できるプラットフォームは驚くほど少ない。
そしてソフト配布が可能でも、プログラムということもあってか結構デザインが一般の人にとってフレンドリーじゃなかったりする。

そこで候補に残ったのがソフト含めて様々なコンテンツが販売・配布されているBOOTHでした。

実際の効果は

まだ昨日に公開したばかりなので不明です。
でも良いな、と思ったのはダウンロード数が簡単にわかること。
Githubはコマンド経由での確認になる上、自分で計算も必要だったりするのでストレスです。

それにREADME（説明）の書き直しが手間だったりする。
BOOTHだったら、ブログみたいにログインして書き直すだけ。

あと目的にはなかったけど、同じソフトを無料・有料（開発支援）とで同時に公開もできるのも良かった。
ソフトのマネタイズに困っている人などは試しにしてみるのも良いかもしれません。自分も入れてみました。

留意しておくこと

集客能力はない

あくまでお店を開くだけのサイト。お店に呼び込むのは自分次第、という形です。
ここはGithubと一緒ですね。サイト内もデフォルトで「人気順」なので、実績のないソフトがBOOTHの中だけで利用者を増やすのは困難だと思います。

画像は必要

Githubなら文章だけですが、BOOTHは画像が必須です。
動画などを用意している人もいます。
一般の人が利用することを前提としているサイト設計なので当然といえば当然ですが、ソフトウェア配布のサイトは画像を求められることは少ないので、それを手間と考える人はいると思います。

おわり

まぁ、これからの反響次第、というところで具体的なことを何も伝えられなくて恐縮ですが、ソフトウェアを配布するときにBOOTHもある、ということを知ってもらえたら良いなと思います。

アプリなどと違ってデスクトップ用のソフトウェアなどは本当に配布プラットフォームが少ない。
あっても有料のものが多い。

多くのソフトウェアが自前サイトで配布をしている理由がわかった気がします。

もし他にもこんな配布方法があるよ！って情報があったら教えていただけると嬉しいです。