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宇多田ヒカル, YAJICO GIRL, ズーカラデル, さよならポニーテール etc... [やっぱりアルバムが好き!] 2022/1/19週

連載のイントロダクションはこちら

1/19週の実はアルバムリリースだった作品を「New Music Wednesday」から公式情報とともにピックアップ。アルバムの聞き逃し防止にぜひ。わたしも全曲聴けているわけではなくデータベース的な意味合いが強いです。
何曲入りから取り上げるか、洋楽を取り上げるか、みたいな線引きもあいまいです。どちらかというとポップミュージックを取り上げたい(聞きたい)ので、取り上げないものもあります。
良かった音楽を紹介する、ではなくアルバムを取り上げる、ものなのでご理解ください。

宇多田ヒカル 『BADモード』

3年8ヶ月を経てついに放たれる8枚目のオリジナル・フルアルバム!

現在大ヒット中のTBS系金曜ドラマ「最愛」主題歌「君に夢中」、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソング「One Last Kiss」、「brand SHISEIDO」新グローバル・キャンペーン「POWER IS YOU」キャンペーン・ソング「Find Love」、「Face My Fears」(ゲームソフト「KINGDOM HEARTS Ⅲ」オープニングテーマソング)、「Time」(日本テレビ系日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」主題歌)、「PINK BLOOD」(アニメ「不滅のあなたへ」主題歌)「誰にも言わない」(サントリー天然水CMソング)など、新たなる宇多田ヒカルの代表作と言うべき楽曲が満載のオリジナル・フルアルバム。タイトル曲「BADモード」ほか新曲も収録。
(タワーレコードオンラインより)

M1「BADモード」からの前半がポップスとしての強度が強く最高!!ポップスであり、ダンスミュージックですね。逆にアルバムとしては「Face My Fears」を何回も聴かされるのはボートラ扱いかもしれませんが蛇足感が気になります。
何気に、アルバムリリース前日にKINGDOM HEARTSの3まで全作のswitch版の体験版が配信されて、OPで主題歌聞いて「宇多田聴きてぇ~~」となるタイミングでアルバムが出ている大規模なすり合わせもさすがだと思います。


ズーカラデル 『JUMP ROPE FREAKS』

メジャー移籍後初・待望のフルアルバム『JUMP ROPE FREAKS』リリース!

2ndフルアルバム『JUMP ROPE FREAKS』は、ズーカラデルにとって約2年半ぶりであり、メジャー移籍後初となる待望のフルアルバム、全15曲収録。
(タワーレコードオンラインより)

ビクターさんの北海道勢。2曲目めちゃくちゃいいです。パーカッションとコーラス最高!


YAJICO GIRL 『Retrospective EP』

<Vo.四方 颯人コメント>
ギターロックにこだわらずグローバルな同時代性を模索して作り出した『インドア』、その魅力をよりわかりやすく伝えるため、日本語ポップスとしての強度を上げた『アウトドア』。
前作二枚のアルバムが長編小説の上下巻だとしたら、今回のEPは短編小説集のようなものです。
短編では作家が思い切った実験やアイデアを思う存分試せるのと同じように、このEPでは“ヤジコらしさ”を広げるための実験的なチャレンジが沢山行われています。
YAJICO GIRLがより大きくなっていくためには、このタイミングで大胆なチャレンジが必要だったのです。
結果的に今までで一番バラエティ豊かな作品を作ることができました。
リリック面では回顧的なモチーフをいろんな角度から書くことで作品としての統一感を出しました。
これからも人生は続いていくけれど、大切な思い出や記憶がいつだって自分を支えてくれる、という想いを込めました。いい作品に仕上がっていると思います。
ぜひ聴いてください。
(公式HPより)

既発曲4曲+新曲「VIDEO BOY」の5曲EP。全曲シングルらしい強度を持ちながらも、心地よく何週も聴ける作品です。メロディと言葉の載せ方が気持ち良いですね。


リーガルリリー 『Cとし生けるもの』

約2年ぶりとなるリーガルリリーの2nd Full Album

2021年にEPや配信リリースで着々とスケールアップしてきたリーガルリリーが、約2年ぶりに2nd Full Albumをリリース。
(タワーレコードオンラインより)

一見細そうでありながら、芯の力強さを感じるボーカルが魅力です。

tomggg 『counter point』

オリジナルなサウンドで国内外から注目を集めるトラックメーカーTomgggが最新アルバム「counterpoint」を発表した。2020年後半から2021年までにリリースした作品に加え、最新シングルとリミックスをまとめた今作は、シングル曲単体以外のリリースとしては2020年1月にリリースされたEP「Unbalance」以来約2年ぶりのリリースとなる。
収録曲にはAppleの広告キャンペーンに使用されたkiki vivi lilyとの共作「License of Love」や、LA在住のSSW、Raychel Jayをフィーチャリングし、Spotifyでも100万回再生を超えるなど近年の代表作ともいえる「Away With Me」などの5曲の過去作に加え、京都在住のSSW、Sarah Hemiとの共作「Close Your Eyes」、サ柄直生をリミキサーに迎えた「License of Love(サ柄直生 Remix)」などの最新作も収録され、まさに国境もジャンルも超えたTomgggの世界観が詰まった楽しい作品集になっている。
(OTOTOYより)

お正月のAppleのウマ娘とかが和風に描かれたCM、めちゃよかったですよね。あれです。

さよならポニーテール 『銀河』

作品至上主義とも言えるその独自のスタイルで、このコロナ禍においても黙々と音楽制作を続けてきたさよポニが、ここ数年の集大成とも言えるニュー・アルバムをついに完成させました!
みぃなソロや、おはようツインテールなど、サイドプロジェクトのリリースも精力的だったこの 1 年間ですが、実は水面下でコツコツと作り続けていたのがこのニュー・アルバム『銀河』です!

4月にカセットのみで限定リリースされ即完売したシングル「楽園」や、先月に先行で配信されたばかりのグルーヴィーな新曲「キマイラ」など、バラエティ豊かな全11曲を収録。
キュートなジャケットイラストは、2019年リリースのさよポニ10周年ベスト盤『ROM』のジャケットも手がけたイラストレータ・中森煙(kemurismoke)による描き下ろし!キャッチーなアートワークにも注目です!
(タワーレコードオンラインより)

CDは昨年11/24リリース。CD買うお金の余裕がないので待望のストリーミング解禁です。誰かの歌声をフィーチャーした楽曲が多い印象。さよポニらしい優しいポップスからグルーヴィーなトラックの「キマイラ」、メグ歌唱のハイパーポップ「ちいさなへいわ」まで。楽しいね。


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