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SKY-HI, D.A.N., Base Ball Bear, きゃりーぱみゅぱみゅ etc... [やっぱりアルバムが好き!] 2021/10/27週

連載のイントロダクションはこちら

10/27週の実はアルバムリリースだった作品を「New Music Wednesday」から公式情報とともにピックアップ。アルバムの聞き逃し防止にぜひ。わたしも全曲聴けているわけではなく備忘録的な意味合いが強いです。

SKY-HI 『八面六臂』

ジャンル無用、ルール無用、あるのは音楽への愛のみ。

その時々で、一緒に音楽を創りたいと思う相手と一緒に音楽で遊び尽くした結果、この激動の数年から2021年のSKY-HI自身の人生の充実までを描写、象っていき、コンセプチュアルにすら感じる作品
(公式サイトより)

「Mr.Psycho」みたいなスキルフルでトリッキーなラップが好き。以前お話した際に日高さんは自分の立ち位置を理解してすべきことを成しているんだ…ということを強く感じて以来、私は応援しています。ノブレスオブリージュ。

D.A.N. 『NO MOON』

インストゥルメンタルも挟んだ全12トラックは、ディストピア且つどこまでも美しい情景を浮かばせるSFムービーともいえる一遍の作品となっている。

よりエレクトロニックに進化し、テクノ、ハウス~ヒップホップやアブストラクトに傾倒、川上輝の躍動するドラマチックなドラム、ベース市川仁也のダイナミックな世界を無限に拡げる随所に冴え渡るエレキ・チェロ、そして独自の哲学でマインドトリップするリリックと、これまで以上に自由に舞い、縦横無尽に歌い演じた櫻木大悟のボーカルは圧巻。今作はファーストアルバム以来となるUtena Kobayashiが、ボーカル、スティールパンで更なる彩りを加えている。

日本が世界に誇るバンドを証明する、2021年日本の音楽シーンを揺さぶるであろう問題作となる一枚。
(タワーレコードオンラインより

緻密に作られた音の洪水。爆音で聴きたい。私は数年前はじめてお目にかかって以来うてなさん推しです。

きゃりーぱみゅぱみゅ 『キャンディーレーサー』

きゃりーぱみゅぱみゅ、デビュー10周年イヤーに約3年ぶりのオリジナルアルバムをリリース!

2021年に自身のレーベル"KRK LAB"を立ち上げ、1月に第1弾シングル「ガムガムガール」、デビュー記念日の8/17にはMVやジャケットが話題となっている「原点回避」をリリースしたきゃりーぱみゅぱみゅ。
約3年ぶりにリリースとなるオリジナルアルバムには今年リリースされた2曲に加え、デジタルシングル「きみがいいねくれたら」「かまいたち」を含む、中田ヤスタカプロデュースによる個性溢れる全11曲が収録される。

10周年を迎え、"原点回帰"しながらも"原点回避"して"前に突き進むきゃりーを後押しすべく、記念すべき本作の制作の為にアートディレクター スティーブ・ナカムラ、カメラマン半沢健、スタイリスト飯嶋久美子、ヘアメイク小西神士といった、メジャーデビューアルバム『もしもし原宿』のクリエイター陣が再集結。
(Columbia Music Shopより)

インディー期間を経てコロムビアから。『ぱみゅぱみゅレボリューション』の頃の良さがありますね!しかし原典”回避”ということで、タイアップありきだったころとはかなり印象違います。これはヘビロテしそう。
capsuleカバーの「world fabrication」には自然と身体が反応しちゃったよ。
先行シングルが同じアートワークで何発も出ていると、その本体であるアルバムが出たことに気づきにくいので、こういう記事の意味がある。

青山テルマ 『Scorpion Moon』

自身のバースデーに3年振りとなるオリジナルアルバムをリリース!

音楽の楽しさ、人への思いやりや優しさ、人生の面白さ、毎日を必死に生きるあなたへ青山テルマからのメッセージが詰まったオリジナルアルバム。

サウンド面でも『スムースでメロウなR&B』作品を中心に、これぞ青山テルマと言えるクオリティーの高い楽曲を収録。
(Universal Music Storeより)

前作の\きょうも買っちゃったよONIGIRI~~/から、みんなが知ってる青山テルマに戻った感じに始まり、ヒップホップエッセンスを後半に向けて加えていきつつ最後は陽気なテルマに全振りしててスカっとするぞ。

クレナズム 『Touch the fighre』

クレナズムは福岡在住の4人組シューゲイザーバンド。同作には先行配信楽曲「酔生夢死」「解けない駆け引き」「積乱雲の下で」を含む全6曲が収録される。ジャケットは萌映(Vo&Gt)がデザイン。アルバムタイトルは「姿に触れる」を意味しており、コロナ禍、なかなか人や物に触れる機会が少ない中で、このアルバムに触れて、確かめて、浸ってほしいという意味が込められているとのこと。
(Billboard Japanより)

気持ち良く抜けてくる女性ボーカルに音量控え目にされた轟音ギターが寄り添うmix。これが「シューゲイザーとJ-POPの邂逅」なのでしょうね。この聴きやすさはまさしく。

Base Ball Bear 『DIARY KEY』

「すべての2021年へ。」 結成20周年で体現する最新型のスリーピースサウンド

2001年11月11日に結成したBase Ball Bearが、結成20周年イヤーを迎える2021年にリリースする9thアルバム。2011年、結成10周年イヤーにリリースしたアルバム『新呼吸』から10年、世界を包んだパンデミックを経た新しい世界を前進し、ニュー・ライフを深く見つめ描かれる日々の記録を綴った人生讃歌集=『DIARY KEY』。
(タワーレコードオンラインより)

valkneeが客演。永遠の名盤『新呼吸』から10年なのやばい。最後の曲「ドライブ」はまさにアルバムの最後という感じのアウトロで最高にエモーショナルに締めますよ。シングル曲が違う顔を見せるのがやっぱりアルバムの良いところ。

Siip 『Siip』

時間軸を超えて届いた未来派フォークロア。
詳細不明、特定のイメージを持たない神出鬼没のファントム(幻影)表現者、Siip(シープ)。
ついに、1stアルバム「Siip」のリリースが明らかに。

Siipサーガを完成させるアルバム作品、それが本作「Siip」だ。これまで発表された3曲に加え、全8曲を収録。未来派フォークロアな予言めいた言葉の数々。そもそも“羊”= Siipという概念は神話や宗教のイメージを予感させる存在で、3rdシングルで指し示された“パンスペルミア”=宇宙汎種説とは、生命起源論であり、我々生命はどこからきて、どこへ向かっていくのか? それを俯瞰の視点から見守るSiipが描かれていく。次世代を予感する繊細なるビート、上モノのエモーショナルさ。洗練された自由度を持ち、上品で高貴な戯れ感、匿名性がありながらもポップかつアヴァンギャルド。
(Universal Music Storeより)

その正体はバレてはいるのですが、変名とソロ名義とバンドがあるのは普通にアリ。これまでのリリースを包括した集大成。ポップなバンドのフロントマンが自分のやりたいことをやりたくなった時に出てくるもの、は好物です。


こうやってまとめていると、メーカーのプロモーション用のテキストってどういう内容、ボリュームにするか難しいよね!!と思いますね…今はネットですぐ聴ける時代なので、たくさん難しそうに書くよりもどう最初の再生ボタンを押させるか、を考えなくてはいけないんだろうなと思いました。簡単じゃないですが





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