コミュニケーションのベクトルをずらすような何か
システムを一般の人とのコミュニケーションギャップを埋めるツールとすること。
それは、建築を今後成立させるためには必要なことかもしれない。
コミュニケーションギャップを埋めるためにシステムから考える。
これ、家族についても考えられるかもしれない。
異なる人間同士が直接向き合うのではなく、システムそのもの、もしくは何かを介して向き合うことができるような仕組みを考える。家族なんて近すぎるゆえのコミュニケーションギャップだらけ。
とか、考えたけどなかなか難しい。システムの変更は新たなコミュニケーションギャップを生む気がする。結局向き合わざるを得ないし、異なる人間同士、ギャップの存在を認める以外にない気もする。
どうすればギャップの存在を前提とすることができるか。どうやって認め合い、尊重し合えるか。
例えば、直接向かい合う2つのベクトルを考える。これは、お互いに突き刺さるしかないような関係。この2つのベクトルを同じ方向に向かって少しずつ角度をずらしていくと、2つのベクトルが突き刺し合うことはない。そして、2つのベクトルの間に推進力のようなものが生まれるようにも見える。
そういうベクトルをずらすような何かが必要なんだろうか。
最終的に、そのギャップの存在そのものが価値となるような関係が築ければ最高だけど、建築も家族もなかなか難しいですな。
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