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ローカル

「つれづれ」 Vol.09 2001/10/11 公開記事 原文そのまま

 先月は青森県営スケート場、今週は秋田産業会館跡地でのEventに参加してきた。 新しい出会いもたくさん、刺激もたくさん、そして課題もたくさん持ち帰ってきた。

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 あたりまえのことなんだけど、それぞれ置いてあるセクションは違うし、経過(歴史)も違うし、 滑っている人も違うし、スタイルも違う。 場所によってスタイルや滑りの傾向が見えるというのもあるし、 その場の雰囲気はやはりその場のローカルが作り出す。だからとても楽しい。 そしてどちらのローカルも自分達が滑っている場所を大事にしていた。

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 そこでふと考える。私は自分が大事にしたい場所を大事にしているだろうか。 いろんなとこ滑れるようになりたい、いろんな形で滑ってみたいとは思うものの、 私はやっぱりRが好きで、バートが好き。 しかし現在のミナミのバートは崩壊寸前のおんぼろさ。 今年はいろいろあってあんまりバートで滑れなかった。 私だけじゃなく、滑る人も少なかった様子。

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 ミナミのバートはトニーホーク来日デモのために作られた。 当時、私はまだ仙台でisk8始めてないから聞いた話なんだけど。 せっかく作ったものだからということで店側は場所とランプを提供してくれ、使用料の管理もしてくれる。 補修はローカルが店からお金を受け取り、作業をする。 しかし建立から5年(くらいかな?)が経ち、補修に次ぐ補修で梁の木材もかなり痛んでいる。 表面だけ張り替えても痛んだところに負担がかかるからまた同じところがすぐ痛む。 でも使用する人も少なくなってきてて修繕費もたまらない。 別に商売にもなってないだろうから店もお金を注ぎ込むことはしないだろう。

 たまに1人で滑ることもあるが、そんな時、
仙台で私しか滑る人が居なかったら、すごい贅沢な状態だけど、 潰されたら泣くのは私ひとりなんだなぁ...、
と思った。

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 バートが無くなったら私はどうするんだろう。

 無くなったら無くなったでなるようにしかならないのはわかっている。 でも今はまだあるから無くしたくないと思う。

 いい状態で存続させるために私は何ができるのだろう。なにがやれるのだろうか。

 今の自分のisk8への思いも重なり、かなりジレンマを感じる。

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