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アメージングスクエア

「つれづれ」 Vol.11 2001/11/23 公開記事 原文そのまま

 "つれづれ" の題材はいくつもストックが出来てしまった。 あまりいろいろ一気に出しすぎて、ネタが尽きたり、書くのが面倒になってしまうのが嫌なので 小出しに、さらにUPするときの気持ちの状態で続けようと思っているのだが、 どうしても今書きたい、というのが前回に続いて今回も。(^^;

 アメージングスクエアが3月一杯で閉鎖という話をネットで見た。 この場所については訪れた人、みんな、それぞれが、様々な想いがあると思う。

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 私にとってアメージングスクエアはバートに出会った場所であり、 今の自分を作っている原点と言える。

 最初はフィットネスのブーツを買って駒沢公園なんかを滑ってたが、 駒沢でセクションで遊ぶ人を見て面白そうと思い、アメージングの存在を知る。行ってみてバートにはまった。 もっとスケート自体に慣れたくて多摩川土手沿いを延々と滑ったことも少なくない。 それもこれもバートのため。 朝早い電車に乗り、長い時間揺られて、Openには着き、上手い人が来る前に滑ってた。 上手い人は遅出だし、10ftで滑るから、私のルーティーンは始めは10ftで、そのうち11ftへ移動してた。 だから当然3時とか4時くらいにはくったくたになって、上手い人の滑りを横目に見ながら帰途に着いてた。 あの頃はまだ遊園地も機能してたなぁ。懐かしい。

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 BMXがファンボックスの上で、それも高い位置でひっくり返ってる(バックフリップとかフレア)のを見たり、 でっかいエアでスーパーマンやってたり、バートをやるのをみて衝撃を受けたのもここだ。 あまりのスケールの違いにBMXだけは出来ないな、と思った。

 仙台に帰ってきてからブーツをアグレッシブに替え、ミナミのバートで修行が始まるわけである。 いつかアメージングで滑るんだって心に決めて。

 そして去年の冬前に訪れる訳だが、その頃はまだミナミではエアのみしかできない頃だったから 当然エア技だけしか出来ない。 B-Trickでもソウルが上手くかかるかどうかくらいのレベルだったから アメージングでもとりあえず掛けてみる、って程度だった。 でもたくさんの人に出会えて、刺激もむちゃむちゃ受けて、すごい楽しい時間だった。 目の前で高いエアやエアトリック、インバートトリック、グラインドトリックを見て感激の雨あられ。

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 さらに今年の夏前に訪れる。しかし滑り始めてまもなく怪我をして滑れなくなる。 かなりショッキングだった。そしてまた絶対に訪れてやる、と心に決めていた。

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 ローカルもみんなとっても気さくでいい人ばかり。滑りも人も大好きな人が多い。 初めてバートのプラットフォームに私以外のGirlsが居るという状況も感動だった。 それも1人じゃない。 ホントに勝手に涙が出るくらい感動するし、うれしい場所だ。

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 アメージングで滑ることが私にとっては目標でもあったし、楽しみな時間でもあった。 考えるだけでもワクワクする。その場所が無くなるなんて...。

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 今は想いだけが発散している状況ではあるものの、 とりあえず閉鎖前に1度は訪れることを固く心に決めた。

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