マッチング手記1-b:三十代前半 爆乳役所勤め

前回一軒目と書いた通り、その後二軒目に向かう流れには持っていけた訳だが
心の中では完全に終わった…と葬式ムード
だがなぜか、お店へ向かう道中から緊張が解れ始めたのかいつものLINEの調子に。
何故かボディタッチも増え始め、僕も男だ。
そりゃヤれると思ったさ。
二軒目は無難に友達同士の飲み会という感じだったが、一軒目が嘘のように盛り上がれたのは事実だ。

そして、その帰り道が読者の皆さんにとってはピークになるであろう!
なんと抱きつかれた。
そんな雰囲気それまで微塵もなかったのもあり、爆乳を押し当てられても甘勃起すらしなかったので本当にビビったんだろう。

彼女はビジネスホテルに泊まっているらしく(年休を取って2時間くらいかけてバスで会いにに来てくれていた)、そのホテルまでは送るよと平静を装っていたがそんなはずがあるはずがないだろう!!
「帰りたくないー」
「ビジネスホテルじゃなければもっと一緒に入れたのに〜」
「手繋ぎたくなっちゃう」
今でも鮮明に覚えている言葉の数々。
今だったらラブホ連れ込むわ…
そう、行けなかったのである。
別れ際には、すぐホテル行きたいって言う男の人ばかりだから安心した!と言われたがこれはガッカリの言い換えだったんだなと今になればわかる。

その後会う約束も漕ぎ着けたのだが、徐々にLINEの頻度は減っていき…
咳が止まらないと一報。

コロナ?大丈夫?
徐々に流行りつつあった時期だったのでそれは心配だ。

コロナではなかったから大丈夫だよ!
この返信が来るまで一週くらいは空いただろう、心配になるのは当然だ。

前回約束した再度会う日まで日にちも無いのでもう会えそうにないよね?と確認と体調の確認を送ると
こっちは咳が止まらなくて困ってるの!!もういいよ!!

急展開すぎる。
帰り道の件もあって舞い上がってたのもあり次に会えるか急かしたように感じさせたのもあるだろう、完全に終わった瞬間である。
それから何通かLINEは送ったが一切返信は来ずダメだったことを確信した…



その半年後彼女からのLINE通知が鳴った。

その画面を貼って今回の記事は終えることにしよう。

敗因:据え膳食わず。

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