見出し画像

袖振り合うも他生の円

どうやら4月が終わるらしい。
2024年も3分の1が終了。
すでに夏感あり。
とりあえず目の前にある者を進める日々。

円の乱高下。覆面介入?なんて報道。
36年ぶりとか言われてもなんだか不思議な気持ちだ。
だってその頃ってバブル経済の時期だもん。
国内が好景気で大騒ぎだった時期の相場観。
その後の不景気な時期の円高の方が良いのか?
まあ、まずいまずいと言うのだからまずいんだろうけれど。
国内と国際的な相場は違うのだろうけれど。

日本が貧しくなったというのをよく見る。
まぁ、そうなんだろうなぁと思いつつ。
実はそれほどの実感があるわけでもない。
貧富の差が拡がったというのも耳にするけれど実感がない。
小学校の頃なんかに感じた貧富の差を最近は感じていない。
どのクラスにも必ず何人かうまくいってないんだなって子はいた。
でも最近はそこまで目立って見かけることがないなぁと感じている。
でも、報道されるんだからそうなのかなぁ。

ただ逆のことはわかる。
子供の頃、中国でも韓国でも東南アジアでも南米とかでも。
貧しい国々だったということは知っているから。
今でも、映画なんかの主人公の親世代なんかのことが出るとわかる。
実際に僕は小学校卒業のあとに香港に行って、そこから中国にも入国したけれど、ちょっと信じられないほど日本とは経済格差があった。
あの頃は経済先進国の中に日本がいるというのは当然だったと思う。
そして、先進国諸国がたくさん経済援助したりインフラ整備をした。
今はどこの国々も経済発展しているなぁってのがわかる。
そういう意味じゃ相対的には貧しくなっているんだろうなぁ。
当時の香港は日本の3分の1ぐらいの物価だったと思う。コーラが30円ぐらいだったもん。

僕の勝手な感覚からすれば、アメリカやドイツのインフレの方が酷い。
ランチが数千円なんていう物価はどうなんだろ。
かつての後進国が経済成長した時に、同時に貨幣価値が比例してあがらなくちゃいけないのかなぁなんて思ってしまう。
たとえば韓国の経済が日本を越えるかもしれないなんていう報道に危機感をほんとうに持つべきなのだろうか。
そうなるためにたくさんの資金援助をしてきたのに?
勝った負けたってことなのだろうか。
円の価値が今の倍以上になったらGDPは何位になるとかさ。
そういうことなんだろうか。
経済に詳しい人の言っていることを聞いていても、どこか根本的な部分でわからなくなってしまう。
まぁ給料があがって、モノの値段があがるっていうのは良いことなのかもだけどさ。

日本は産出国じゃないから、産業工業立国なのはわかる。
原材料を輸入して加工して輸出することで成立している。
最近は観光にも力を入れている。観光立国も目指すとか。
その方向なら円安でも悪くなさそうに思えたり。
円安になって、海外投資家がお得感を感じて株価が上がる?
円安になっても日本は大丈夫と思われてるってこと?
自給自足では難しい国であることはわかっている。
食料自給率は高く維持するべきだけれど100%にするには壁が多すぎる。

それであれだろ。どこかでミサイルが発射されると円高になる。
信用度が高いから円買いが進むとか言い出してさ。
信用度高いのかよみたいに毎回思う。
今年はアメリカの大統領選があるし、パリ五輪があるし、戦争も続いているから、不安定要素がたくさんあるはずで、なんだか騙されているような気分だ。

とりあえず国内産がお得なら。
僕は国内産の方が好きなものが多いんだけどなあと思う。

無知なんだろうな。ちゃんと学ばなくちゃな。

投げ銭は全て「演者」映画化計画に使用させていただきます。