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最低だと思うこと

あのさあのさ。
あの見出しはなんで許されているの?
いや、記事が事実がそうじゃないかなんかなんかどうでもいい。
ニュースサイトとかさ、SNSとかさ、子供もみているわけです。
「〇〇〇上納金!」って見出しを見てさ。
さすがになんかそのやり方が気持ち悪くなった。

それであれでしょ?リンク先に飛ぶと有料記事の購読誘導でしょ?
見出しを派手にしてバズらせて会員増やして売り上げを伸ばす。
っていうのはさ、やっぱり低俗なやり方だし、こういうのを倫理委員会とかで話されることはないのだろうか。
その前の大手事務所への攻撃でもさ、見出しで「布団に入ってきて」とかそんな過激なワードを使って誘導していたしさ。

自殺報道の時に「いのちの電話」が必ず記事の最後に書かれている。
なんだかとってつけたような記事もたくさんあるけれど。
あれをどの記事でも書くようになったのはそういう倫理委員会的な角度から報道の在り方みたいなものの指導が入ったってことだと思うのね。
まぁ、指導が入った割には最後につけてるだけで、こんなもん精神が弱っている人には読ませられないだろって記事も多いけど。
そういうところがちゃんと指導した方がいいよ。
それこそ子供とかさ、10代の子とかさ、こういう見出しの記事を見て有償購読したり無償で転載しているようなおかしな、まとめ記事に飛んだりしているわけでしょ。それでcookie抜かれたりしてるわけでしょ。
どう考えても異常だし、誰もそこに切り込まないのはおかしいと思うよ。

そういうのをさ、理解して意図的にやってるわけです。
記事が話題になってバズればそこはスルーされるってことを知ってる。
確か新幹線内で執拗に取材したっていうのもあったはずだけど、誰も取り上げてさえいない。論点を維持するためによりスキャンダラスな言葉を並べる。
そしてSNSでも、記事サイトでも、アクセス解析をかけまくってる。
どの記事がどんな形でアクションが増えたか、どんな見出しで有料購読者が増えたか、記事ページのどの辺まで読んで離脱しているか、広告再生と有償購読とでどんな割合なのか、全部、分析している。
分析して、更に売り上げを伸ばすにはどうすればいいのか計算している。
仮に裁判で負けても黒字になるように計算してある。

女優とレストランオーナーの不倫記事の時の見出しからずっと気持ち悪い。
なんで行為そのものを想像させるような言葉を持ち出すのだろう。
倫理的にも問題だし、いくら著名人だからって人権的にも問題あると思うのだけれど。
エロビデオのタイトルみたいな見出しつけて、それをジャーナリズムだとかちゃんと取材してるだとか、そういう言葉で覆い隠すのはどうもなぁと思う。というか恥ずかしくないのかな?姿勢として。
もしかしたら記者ではなくてWEBマーケティングチームが見出しを考えているとかなのかな?読んでないけど、記事の中身がペラペラなのかね?

そして踊らされるわけだ。
著名人たちがその記事についてつぶやき、皆でリンクを貼りまくる。
社会正義の顔して、金儲けしてる。
そいつらに社会正義の顔して皆で協力してる。
共犯関係の出来上がり。
ホントかウソかじゃない。
売上だ。
性の問題扱えるような倫理観なんか1mmもない。
踊ってたまるか、そんなもんで。

僕はそういうのを最低と呼んでいる。


映画『演者』
企画 監督 脚本 小野寺隆一
音楽 吉田トオル
題字 豊田利晃

「嘘ばかりの世界」だ
  「ほんとう」はどこにある

【次回上映館】
未定

出演
藤井菜魚子 河原幸子 広田あきほ
中野圭 織田稚成 金子透
安藤聖 樋口真衣
大多和麦 西本早輝 小野寺隆一

撮影 橋本篤志 照明 鈴木馨悟
録音 高島良太 絵画 宮大也
スチール 砂田耕希
制作応援 素材提供 佐久間孝
製作・宣伝・配給 うずめき

【あらすじ】
昭和20年春、終戦直前のとある村。嶋田家に嫁いだ3人の女たち。
血の繋がらない義理の三姉妹は男たちが戦時不在の家を守り続けている。

家長であるはずの長男の嫁、智恵は気を病んでいた。
三男の嫁、恵美は義姉を気遣う日々を送っている。
次男の嫁、陽子は智恵がおかしくなったふりをしているのではと疑っていた。

やがて魔物が再び女たちの前に現れる。
世界は反転して、演技は見抜かれる。

◆終映◆
・2023年11月18日(土)~24日(金)
ユーロスペース(東京・渋谷)
・2023年4月15日(土)16日(日)※限定2日間
シアターセブン(大阪・十三)
・2023年4月15日(土)18日(火)21日(金)※限定3日間
名古屋シネマテーク(愛知・名古屋今池)
・2023年3月25日(土)~31日(金) ※限定1週間
K'sシネマ (東京・新宿)

投げ銭は全て「演者」映画化計画に使用させていただきます。