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NO WORDS

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謎の企画発動 そのアイデアノート 自由に公開したくないから有料にしているだけです たくさん読む人がいたらもうしわけないので無料にするか月間とかに変更しますけど、無理に読まないで…
謎の企画ですの謎が徐々にわかります。 言葉はいらないという名前の言葉たちですよ。 矛盾してますよ…
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2019年6月の記事一覧

アイデアノート 008

※稽古用に仮のシナリオを用意してみる 〇リビング 普通の部屋、どこにでもありそうな家 テーブルには灰皿、椅子に女が腰かけている 女A (無表情で一枚の写真を観ている) 鍵が開く音がして玄関の開く音がする 女はピクリとも動かない 男が玄関から現れる

コンセプト思考 07

新カメラが届いた。 ファームウェアのアップデート、SDXCのフォーマット、初期設定、バッテリーの充電、などなど最初の手間な部分を全てやっておく。 スマフォとの同期設定はしないでおく。 撮影した写真をそのまま携帯に飛ばせるwifi機能が今のデジタルカメラにはついていてInstagramへの投稿写真のクオリティを上げることもたやすいけれど、それは別に目的にはないからだ。 触りながら、マニュアルを読むのだけれど、異常に文字が小さくて四苦八苦する。自分の視力も落ちたものだなぁと思う

アイデアノート 007

セブンガールズを撮影したカメラはいわゆるシネマカメラ。 映像専用のもので圧倒的な解像度と業務用機器との拡張がたやすい。 高いカメラだから当然メーカーのサポートも長く、アップデートも繰り返されている。 誰もが憧れるようなカメラなわけだ。 フルHD、4:2:2 10bit long-GOP、23.98P での撮影だったはずだ。 これが今も普通に撮影できる安価な機材がなかったりするのだけれど。 数年前のカメラでも今も現役なのはやっぱり絵の良さと、この10bit撮影が大きい。アップ

コンセプト思考 06

先週のデビさんとの立ち話でカメラのアップデートしようとなった。 デビさんと映像の仕事があった時に今のカメラでは弱いと話していたのもあって、特に低照度でのことも考えなくちゃいけない。 自分たちで所有している今のカメラももちろんそのまま機材になるわけで、二台になればそれだけで色々と変わってくる。 そして作品を発表するのであれば、現代の最低限の機能が必要。 今のカメラを手に入れた時はまだ一眼レフの方がミラーレスよりも信頼性が高かった。実際に生の画角をファインダーで確認できるのが一

アイデアノート 006

自分の中で尺は決めていないのだけれど。 出演する皆の良い所を集めれば必然的に30~45分になるのだろうか? まぁ、決めないで進める方が今回は良い気がする。 尺に合わせて撮影したり考えたりするのはこの企画に合わない。 いつかバンドでCD製作した時も予定していた曲数を最終的にカットして変えたりしちゃうもんな。 予定なんか結局予定なのだ。 ただ今、思っているのは散文的にいくつかのラインを創って、それが同時進行的に進んでいくような作品が良いなぁと思っている。 大勢が登場するという

コンセプト思考 05

機材的に貧弱て 物語での勝負もしない だとすれば一番の武器は芝居だ うちの最大の武器だ ああ、これいい芝居だなぁ・・・っていうのをどんどん重ねる リアルでもリアリズムでもない、リアリティを表現できるか それに尽きるのだと思う

アイデアノート 005

色々とどんな形にするかアイデアをまとめてきているけれど。 一つ、まるっきり答えが出ない問題がある。 どうしようか、どうするべきか、どうなるべきか。 小野寺隆一さんの出演だ。

コンセプト思考 04

演技について考察を続けている劇団や、舞台表現について突き詰めている劇団というのが確かにあって、そういう劇団たちを例外とすれば ほとんどの劇団は自分たちの作品を発表する場を持つという事なのだと思う。 バンドを組めば、リハとライブを重ねながら当然、音源を残すことを考え始める。それは作品を流通させていくという意味だからだ。 もちろんライブが一番好きだとしても、音楽を流通させていかなければいずれ活動範囲に限界がやってくることを誰でも知っている。 そしてそれはバンドだけではない。 絵

アイデアノート 004

「NO WORDS」というタイトルのマガジン 言葉を削りたいという根っこのアイデア にもかかわらず考えていることがある。 それは「詩」だ。 言葉を越える言葉こそ「詩」だからだ。 多分、最終的な映像が出来上がるまで何を言ってるのかわからないかもしれないし、何をやりたいのかもわからないかもしれないけれど。 今、創ろうと思っているのは「詩」なのだと思う。 それを映像表現にしたいのだから。 詩はまるで音楽のように響くだろう

コンセプト思考 03

満月の日。 とてつもない月光に誓う。 母と食事をした時に言われた。 ずっと映画監督になりたくて勉強している人もいるのに映画を創るの?って。単純だけど意外に真理に近い言葉だよなぁって思った。 その通り、親戚にも映画監督志望がいたし、世の中の若者で映画監督になりたい人や山のようにいるのだから。 その全員に映画愛で勝てるわけがない。 自分はたまたま親戚から映画館の招待券をもらえる機会が多かったから子供の頃から映画館に通ったし、普通の家の子供よりも映画を多く見ているんだろうなぁと

アイデアノート 003

アイデアを出す時に思い出したかつての自分の台本 どこかに残っていないか探したらWEBメールに残っていた このままは使えないけれど、これからやることの参考になる 過去の自分の台本を読み返すといつも恥ずかしくなる それでもこれはまだよく書けている 多分、短いから書けているのだと思う そして物語は本当にわずかな物語でしかない 一時間半の間に、1分以内の作品も含めて15本ぐらいの作品を並べたオムニバス公演の中で、少し異色なものがないとバランスが取れないと思って書いた作品だったのだ

コンセプト思考 02

映画の根幹、設計図はシナリオだ。 それは多分間違いなくて、そこは徹底的に考えなくちゃいけない。 物語はいまやものすごいレベルにある。 テレビドラマのシナリオも練りに練っているし、バラエティ番組の台本すら二転三転まで用意している。 デビさんは物語についてやっぱりものすごくて1つの映画の中にあれだけのエピソードと、キャラクターを成立させて、なおかつ1つの作品にしている。セブンガールズのシナリオを解析していた時からため息ばかりだった。 あのシナリオをスタッフさんに配っても文字情報

アイデアノート 002

作品のアイデアを書くにしても縛りが出てくる。 ローバジェットの作品には予算的な縛りもあるし大きなプロジェクトだとしてもスケジュールなど様々な縛りがどうしたってあるはずなわけで。 問題はどんな条件下でもそれを乗り切るノウハウがあってアイデアがあるわけで。 どうやって、どんなことを、どう見せるのか? ということは考えなくちゃいけない。 とりあえずまず考えるべきことは機材的な縛りだ。 予算が限られているのだから機材についてだってあまり無理は出来ないはずで。 そこも見越していかない

コンセプト思考 01

製作する以上、当然、人に観て欲しい。 そこを目指すべきだし、それこそが一番大事にも思える。 けれど今回はそこを目指していない。 何をやるにしても、核となるものが一番大事で、そこを軸にものを考えなければ、結局ぶれぶれで大したことは出来ない。 ましてや、ただやりたいだけでも駄目だ、それは。 公開は目指さない。ネット公開も含めて。 そこを意識した時点でなにかが濁る。 セブンガールズを製作して公開した自分たちに今出来る事はなんなのか。 熟考が必要になる。 結果的に公開されることにな