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独裁国家について考える

福井スコーレで最近子どもたちとした活動です。

・独裁国家について考える(独裁国家を通して民主主義について考える)
・インターネットセキュリティについて話し合う
・職業や資格のリアルな状況を調べる
・エクセルで都道府県すごろくを作る
・ジェンダーについて話し合う
・切り絵
・雪遊び

学校ではやりにくいかもしれないけれど、意義があると思う活動を積極的にしています。

例えば、「独裁国家について考える」は、もしあなたが独裁者なら何をするかを話し合いました。選挙を制限するのか?自由な表現に罰を与えるのか?監視カメラをたくさん付けるのか?

子どもたちが次々と意見を言ってくれて、とても盛り上がりました。

この話し合いを通して、「民主主義を支えているものは何か?」を考えたいと思ったのです。

私達の日常における様々なことが、やがて空気のように当たり前になり、その意義も、それを成り立たせているものも、いつの間にか分からなくなります。そんな時は、「もしそれがなかったらどうなるのか?」を考えます。

それがなかった場合の社会のイメージと、今との差分が、それが持つ価値を浮き彫りにします。そのような「否定をくぐった肯定」は、価値と構造に自覚的です。

社会は私達が作ってきたものであり、これからさらに良くしていく価値があるものです。そんな希望をみんなで持ちたいのです。

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