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ふくしま応援サイトirodori

福島県を応援するポータルサイトirodoriを立ち上げた。
今日はこのサイトについてのお話を。

私の人生で、キーワードとしてあった言葉。
それが「彩り」

かつて書いていた「ことばのリボン」でも、
ラジオ番組のコーナーでも使ったことがある言葉だ。

言葉としての響きがとても好きだし、
人生にあるべきものだと思っているから。

というより、人は皆それぞれ
彩りある生き方をしていると思っている。
けれど、そのことに気づいていない人も多い。

これまでアナウンサーとして多くの人に話を聞き、
様々な生き方を目にしてきて思うのは、
人は知らないことに囲まれながら生きている。
ということだ。もちろん私も。

例えば、その日飲む一杯のコーヒー。
誰がどんな風に焙煎した豆なのか。
・・・そもそも焙煎ってどんな風にするのか?
その焙煎機はどこで作られているのか?
誰が運んでくれたものなのか?

実は知らないことばかりに囲まれて
私たちは生きている。

そしてそこに絶対的に存在するのはストーリー、
物語だと思う。

全部じゃなくても良い。
ほんの少しでもそこに秘められた物語を知ることで、
珈琲の味わいも違ってくる気がする。

今まさに自分の目で見て触れて
たくさんの「物語」を感じる日々だ。

それを多くの人たちに届けたいという想いで
今、県内を走り回っている。

ふくしま応援サイトirodoriのマーク

そしてこの、ふくしま応援サイトirodoriにも
物語は存在している。

今回、サイトのモチーフにしたのは鳥。

irodori=彩り=いろどり=とり
単純に言葉遊びもあるけれど、
たくさんの人たちに想いが羽ばたいて
遠くまで届くようにという意味もある。

そして周りを囲む淡く優しい水玉模様。

みんな違いを認め合いながら心は丸く。
なおかつ、実は気づかないところで繋がりあって
人は生きている、という意味を込めた。

irodoriを通して知る「ふくしま」が
多くの人たちの暮らしにおいて彩りとなるように。

一つひとつ丁寧に。
見たこと触れたこと感じたことを
素直に、真摯に届けていく。

歩みは相変わらずマイペースだけど、
着実に進んでいると信じて。

ふくしま応援サイトirodoriを
どうぞ宜しく。

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