お客様に対して「ピッタリ」を提供する
こんにちは。スモールジムFlare代表の小野寺幸太郎です。
前回は目標設定の前に現状把握をしようという内容を書きました。
これらがしっかりできたらプロセス、ですね。
からだを改善するうえでのプロセスとは、どんな種目(運動・ストレッチやケア)を行って頂くか、普段の食事や睡眠など日常生活でどんなことに気を付けて頂くか?が主な部分になります。
ここで私が毎回自問自答するようにしているのは「それは本当に正しいのか?」ということです。
自信がないとかそういうことではなくて…
「今自分が伝えようとしているのは科学的に正しいとされていることか」
「そのうえで今自分が指導しようとしていることは、お客様の要望に対してイコールになるか」
「それを適切に変換したうえで伝えることができているか」
のを都度確認するということです。
特に最後の一つは、知識豊富で情熱的なトレーナーほど陥りやすい罠です(笑)
当然トレーナーはお客様よりも専門知識を多く持っています。だからこそ「この人の為に伝えたい!」という思いが高ぶってきます。でもその思いを100%出してしまうと、お客様からすれば「ラーメン並を頼んだのに全乗せラーメン大盛で来たよ…」とお腹いっぱいになり、人によっては胃もたれを起こして「もういいわ…」となるわけです。
お客様は何を求めているのか、それに対して提案しようとしていることは正しいのか、そして最後に「適切な伝え方は」を考えなければいけませんね。
塩ラーメンを欲している方には塩ラーメンを。
豚骨ラーメンを欲している方には豚骨ラーメンを。
どんなに美味しいお店でも、毎回注文を間違えたり、量を間違えたりしたらお客様は不満ですよね。
繰り返しますが。
「自分がお伝えしようとしていることは科学的に正しいとされているか」
「それはお客様のご要望とイコールなのか」
「そのうえで適切な量と提供できているか」
知識や技術も大事ですが、お客様の好みと胃袋を見抜き「ピッタリ」の量を提供できるトレーナーを目指したいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた。