パウル・ツェラン

先日レッスンで
リヒャルト・シュトラウスのMorgen!をやった
スコットランドの詩人
ジョン・ヘンリー・マッケイの詩をテキストにした歌曲で
幸せで爽やかな内容なのだが

自分自身は不謹慎にも
今の国際情勢を考えて
パウル・ツェランの「罌粟と記憶」の中の詩
「死のフーガ」の一節を
イメージしていた

明け方の黒いミルク
僕らはそれを晩に飲む
朝に飲む昼に飲む

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%84%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%B3

単語を組み合わせるだけで
こんなにも残酷で鮮烈なイメージを表現出来るなんて
詩人って偉大だと思う


しかし願わくば
穏やかで平和な人生を

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