パウル・ツェラン
先日レッスンで
リヒャルト・シュトラウスのMorgen!をやった
スコットランドの詩人
ジョン・ヘンリー・マッケイの詩をテキストにした歌曲で
幸せで爽やかな内容なのだが
自分自身は不謹慎にも
今の国際情勢を考えて
パウル・ツェランの「罌粟と記憶」の中の詩
「死のフーガ」の一節を
イメージしていた
明け方の黒いミルク
僕らはそれを晩に飲む
朝に飲む昼に飲む
単語を組み合わせるだけで
こんなにも残酷で鮮烈なイメージを表現出来るなんて
詩人って偉大だと思う
しかし願わくば
穏やかで平和な人生を
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