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ベース工房に行ってきた!2020

今日はレッスン終わってから、

7弦ベースが出来上がったということで

「アイクレフ・ギターズ」さんの工房で試奏してきた。

※アイクレフ・ギターズさんのブログでも7弦ベースの記事が掲載されております。

是非ご一読下さい。


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クリアーで上品な音質。

コードやアルペジオを弾いても分離が良く、一つ一つの音がくっきり聴こえる。

すべてがスムーズでシルクのよう。

もちろん普通のベースとしても高機能。

とにかく弾き易い。

個人的には、もっと弦高が高くて、もっと弦長が長くても良いくらい。

長所ばかり言及してるのもアレなので、

あえて短所を言うと、

逆に泥臭い音は出にくいかもしれない。

上質、極上な音だと思う。

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他にも説明したいこだわりがたくさん。

ピックアップとプリアンプは、

ノードストランド

参考:ノードストランド・ギターズ

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座って弾く場合、

左側の凹みに足を乗せると、プレシジョン・ベースの、

右側の凹みに足を乗せると、ジャズ・ベースのフィーリングになる。

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多分7弦ベースに興味を持つ方は、

ハイテクニックなベース奏者、あるいはソロベース奏者が多いのかなと

推測するけれども、ギター奏者の持ち替え楽器としても面白い。

今はベース用のブラックナイロン弦っていうのがある

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/152408/

そういう弦を使えば、本当に7弦ガット・ギターの低音版としても

いけるかもしれない。

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試奏した時のチューニングは、低音弦からBEADGBE。

別にベーシストだったら、ぜんぶ完全4度のBEADGCFでも良いと思う。

2~6弦は巻き弦、1弦だけプレーン弦だった。

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試奏に使ったアンプは

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ゲンツ・ベンツ(現ゲンツラー)

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アギュラー

自分は、7弦ベース+アギュラーの組み合わせが非常に気に入った。

アギュラーはウォームで太い音で、

楽器のもつ自然な美しさを引き出していると思った。

以前チリの8弦ベーシスト、イゴール・サーベドラ氏に

「(技術的に難しいのにも関わらず)何でソロベースやってるの?」

と聞いたところ

「だって美しいだろ?」と答えてくれたが、

その瞬間を思い出した。

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1月中旬以降はアメリカの楽曲の祭典「NAMMショー」に出展される予定。

素晴らしい楽器です。

楽しかった!

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