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【リベンジ】サブ3.5への挑戦

お久しぶりです。
昨年の松本マラソン以来、約1年ぶりです。

昨年のあの雪辱を晴らすべく、昨日第38回青島太平洋マラソンに出場してきました。

【はじめに】

 まずは簡単に今回の青島太平洋マラソンにエントリーした意図を記します。

①とにかくフラットなコースで

 昨年の松本マラソン以降、フラットなコースであればどれくらいのタイムが出るのかずっと気になっていました。とにかくフラットなコースの大会を探しました。福岡マラソンにエントリーすることも考えましたが、レース終盤のアップダウンが多い事から見送りました。
 まあちょっとは遠征したいっていう気持ちもあったからなんですが。笑

 加えて重視したのが大会時期。昨年の松本マラソンは11月中旬開催だったため、しっかり走り込めずに挑んでしまいました。それよりも遅い大会を探しました。

②気象条件を予測して

 やはり重要になってくる気象条件
 静岡に6年住み、冬の太平洋側は晴れの日が続く事は経験済みでした。(2週間晴れが続いたこともありました)南岸低気圧が襲来したら話は別ですが。

③思い出の地

 サンマリンスタジアムのある宮崎総合運動公園、ここは高校生のときに九州大会で2度来た会場です。会場に前日入りし、コース下見を兼ねてお散歩しました。
種目はご想像にお任せ致します。笑

負けている展開の試合で10分ほど出たのが懐かしいです

【レース】

①【序盤】 〜ハーフ(21.0975km)

 目標の3時間半(サブ3.5)を達成するためには1キロ4分58秒で走るのが理想ですが、スタート直後は混雑により、5分半くらい。逆にこれくらいが良いアップになりました笑
 1.5kmくらいで国道220号の大通りに出てから理想のペースで走ることができました。

 また、今回は両親と兄が応援に来ていました。
 この大通りに出る直前で両親が立っていましたが、母親は私に気づかず…笑

 余裕があるうちにレースを楽しんでおくのが私の鉄則で、今回もJリーグユニのランナーに声をかけました。広島サポさん、川崎サポさん、ガンバサポさんくらいでしたかね。

 5km地点
 何度見たかこの立ち姿。遠くからでも一瞬で分かりました。
 予告通り兄が立っていました。
 
 10km過ぎ、調子が乗ってきて4分45秒くらいまでペースが上がった事もありました。しかし、スタート直前にゲストランナー?の方が「マラソンは我慢のスポーツです」と言っていました。そう、今回の私のテーマは我慢。とにかくペースを上げないよう気をつけました。
 途中、何度かペースメーカーに出来る人を探しましたが微妙に速い方が多く、むしろ5kmほど自分がペースメーカーにされ、後ろを走られました笑

 今回は後半のエネルギー切れ防止のため、パンツにゼリーを3つ忍ばせ、それぞれ9km、19km、29kmで補給しました。(29km補給のゼリーのみカフェイン入り)

②【中盤】 ハーフ〜35km

 気づけばあっという間にハーフ
 宮崎市街地の中心部を走れた事で応援の方が多く、景色も全く飽きませんでした。
 ついに22km付近でペースメーカーを見つけました。明らかにマラソン玄人の後ろ姿で共にサブ3.5を狙っている様に思えました。とにかくこの方の後ろをトロピカルロードの37km折り返し地点まで走り続けることを心に誓いました。

 29km地点
 再び兄の登場です。兄に元気をもらったあと、ついに最後のゼリーでカフェイン投入です!
 このために2週間はコーヒーを我慢しました!笑

 この時、サブ3.5達成まで逆算し、少し間に合わないことに気づきました。足も動いており、たった今カフェイン入りゼリーを摂取したため、約10kmほど引っ張ってもらったペースメーカーのお兄さんを抜き、覚悟を決めて攻めました。

 31km地点で再び両親登場
 今度はどちらも気付きました。
 先に見えたのが父親だったため、父親に遠くから手を振る元気はまだありました。

兄が撮ってくれた動画の静止画です。

③【終盤】フィニッシュへ

 攻めの走りでゴールまで粘るつもりでしたが、筋肉系より先に心肺に限界が来ました。これは完全に予想外でした。攣りさえしなければ大丈夫と思っていましたが、気温20℃越えの暑さが影響したのか、心臓が爆発してしまいそうなくらいキツくなりました。

 そしてペースは1キロ5分8秒に落ち、抜いたペースメーカーのお兄さんに抜き返されました。
 やはりまだ甘かったですね。
 最後の最後まで我慢するべきだったのでしょうか。

 40km地点通過でペースは1キロ5分55秒まで落ちました。足はまだ動くのですが、心肺がボロボロで声を出しながら呼吸をするほどでした。

 そしてついにサンマリンスタジアムまで戻ってきました。手元の時計を見るとサブ3.5達成のギリギリラインである事は認識していましたが、上げる気力もなくそのままゴールしました。

画面中央、ゴールしてすぐに止まりました
(兄の動画の静止画)

【ゴール後】

 ゴール直後は歩く余裕もなく止まってしまいました。呼吸が苦しく、とにかく座りたかったのですが、止まるとやはり案の定攣りました。ゴール直後のスタッフさん、伸ばしていただき、ありがとうございました。

 思い返せば、恐れていた尿意も来ませんでした。
 暑くて全部汗となって流れたのでしょう。

 そして今回はすぐに完走賞が自動発行されました。


 ネットタイム3時間30分14秒

 14秒…


 あの時、ペースを上げずに我慢してそのままゴールしていたでしょうか。
 あの時、もっと頑張れば間に合ったでしょうか。

 自分に負けた気がします。

 でも前回より我慢はできました。
 そして覚悟を決め、攻めました。
 ぶっ倒れそうなくらい走ったのも事実。

 ゴール後、芝生で寝ていたら近くの男性らが「この暑さは異常よ、おかしいおかしい」と話していました。

 そうだそうだ!そのせいだ!と言い訳を作り、もうほぼサブ3.5達成でしょ…

 そう思いながら会場を後にしました。
 

後半の攻めと最後の垂れが明白です

【最後に】

 今回のレースはたくさんの高校生にパワーを貰いました。
 高校生の元気って凄い…
 野球部がよくやる応援
 見えた服の文字をそれぞれが叫んで応援

 若さって凄いよほんとに笑笑
 自分もついこの前まで高校生だったはずなんだけど…

 
 話を自分の結果に戻します。
 
 結局サブ3.5達成には14秒足らず、夢の舞台には繋がりませんでした。
 完全に自分に負けました。情けないです。

 しかし、確実に去年の松本マラソンより成長しています。

 レース後の温泉で気づきましたが、20代でフルマラソンに出ている人がそもそも少ないですね。
 つまり自分は周りよりまだチャンスがある。

 夢の舞台に繋げるため、今後も日々精進します!

 そして必ずまた挑戦します!

 今年の目標サブ3.5はほぼ達成という事で…
 そもそも陸上部に所属すらした事ないし…
 (そういうのが甘い)
 とりあえず我慢していたコーヒーとラーメンと揚げ物(特に唐揚げ)を解禁致します!

 来年の目標は何にしましょうか。
 そろそろ30kmくらいのトレイルランニングのレースにも出てみたいです。

 拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。次は吉報をお届けいたします。


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