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旧古河庭園で秋バラを愛でる

2022年10月22日に、旧古河庭園に行ってきました。

本当は春に行こうとしていたのですが、仕事が忙しい時期で友達と予定が合わず…秋にもバラの見頃が来ると知り、秋に変更したのです。

何となく、バラは5月のイメージがあったのでそんなに咲いてないかも?と思ったのですが、多種多様なバラが見事に咲き誇っており、大変満足でした!

プリンセスのお花

バラの品種には人名がつけられたものが沢山ありました。

中でも、美智子さま,雅子さま,愛子さまのバラや、先日ご逝去されたエリザベス女王,故ダイアナ妃のバラといった、プリンセスのお花もあります。

清廉で凛とした姿が愛子さまにぴったり!
故ダイアナ妃のお花

また、クリスチャン・ディオールやマリア・カラスなど、他にも著名人の名前がついたバラが沢山あるので、看板にも注目してみてください。

好きな品種ベスト3

1位 桃香
この可愛らしいピンクとたっぷりとした花弁が最高!

たぶん桃香!

2位 朝雲
イメージしていたバラと違う、ふわっとした形に赤とオレンジのグラデーションが素敵!

3位 名前が分からない(´;ω;`)
途中途中、キャプションを撮っておらず、こちらのバラのも撮り忘れてしまいました…。このふんわり丸い形と淡い色合いがやさしくて好きです!

分かる方教えてほしい( ;∀;)

撮影時の注意

先日、旧岩崎邸庭園が「モデル撮影禁止」をツイートしてちょっと話題になりましたが、旧古河庭園にも制約があります。

きれいなバラと洋館を背景に写真を撮りたくなるのは分かるけど、みんなで楽しむためにはルールを守らなくてはいけませんね。

洋館で優雅なひと時を

バラを鑑賞後は旧古河邸へ。
こちらは館内見学と喫茶室利用の2列に分かれていました。
この日は館内見学だけならすぐに入れるようでした。

せっかくなので喫茶室を利用することにしました。
だいたい20分くらい待ったかと思います。

入ってすぐに靴を脱ぎます。
喫茶の分も併せて料金は前払いなので、待っている間にメニューを決めておきましょう。

また、館内は撮影禁止ですのでご注意ください!
受付に素敵なハガキがあるので、写真に残しておきたい方はそちらを買うといいかなと思います。
わたしも2枚買いました。(1枚150円だったかな)

メニューは

・コーヒー
・紅茶(ローズペコー、アッサム、ダージリン)
・オレンジジュース
・パウンドケーキ(オレンジ、フルーツ)

などがありました。
軽食はケーキくらいしかないので、お食事は外がいいかと思います。

ウェッジウッドの食器に淹れられたお茶を飲みながら友達と談笑していると、いつものお喋りも何だか優雅な歓談に思えてきました。

残された謎

ところどころに見どころや歴史をまとめたパネルがあります。

古河邸が古河家3代目当主 虎之助によってジョサイア・コンドルの設計で建てられたと書いてありました。

書斎に大谷米太郎という方の紹介もあったのですが、彼が古河邸にどう関わったのか書いておらず、友人と「謎…」と思いながら回っていました。

この大谷氏の経歴が非常にユニークでした!
富山県の農家出身の彼は、力士を経て様々な事業を起業しました。

なんとあのホテルニューオータニの創業者だそうです。

同郷出身なので興味深く読み進め、最後にホテルニューオータニの名前が出てきた時には友達と声を上げて驚いてしまいました。

読み書きができないので記憶力で仕事をこなしていたなど、伝説的なエピソードが残る彼は、いつか大河か朝ドラの主人公になりそうです。

帰ってから調べたのですが、古河財閥が財閥解体時に邸宅を手放すことになった際に、大谷氏が購入したそうです。

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