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働くってなに~ひねくれ新入社員が納得した答え~

働くとはきっとこういうことだ

先日、会社の飲み会があった。普段は東北で働いていて実際には会ったことがない(でもミーティングではいつも話している)先輩と初めて話をしたので、備忘録でそのことを綴りたい。

仕事をする上で「失敗」「成功」とは何なのか。
今日のテーマはこれだ。

私は東京で新卒として働いている。
最近インシデントを起こし、仕事をする上での「失敗」を初めて味わった。自分では些細なことだと思ったが、結構な大ごとだったらしく、だいぶショックを受けていた。

上司は言った。「新卒だし、俺らが守ってあげるから。同じ失敗を繰り返さなければ良いんだよ。今回のことを引きずらず、もっと前向きに挑戦して成功を目指して欲しい。」

そこで涙して「はい!頑張ります!」と従順に言えていたらどんなに可愛い新卒だっただろうか(笑)そうじゃないのが私(笑)

ひねくれている私は、「じゃあ仕事をする上で成功って何ですか?」とうっすいレモンサワーを片手に酔ったふりをして聞いてみた。
以下先輩と私の会話である。

「...。難しいね〜それは。」
「ですよね、だって失敗したら咎められるのに、できることが増えても褒められるどころか、それが当たり前になってもっと仕事が増えるじゃないですか。」
「うん、そうだね。失敗しないこと、ミスなくコツコツ続けることがある種の成功だよね。営業みたいに数字や成果が見えるわけではないから。」

「褒められもしない、給料がめちゃくちゃ高くなるわけでもないのに、仕事は増える。じゃあどうやって働くモチベーションを保てているんですか?」

「今はおのぼりさん(筆者)は出来ないことの方が多くて、日々覚えることも多い中業務に追われてモチベーションが低くなっていると思う。でも、それを続けるとできることが増える。
できることが増えると視野が広くなって、
“やりたいこと”が増えてくるんだ。で、実際に"やりたいこと"が実現できると自信やモチベーションに繋がる。自分で仕事を動かせるようになるんだ。その力はやり抜いた人にしか分からない。
だから今は辛いかもしれないけど、"それ"を手に入れた時、君は何にでもなれるし何にでも挑戦できるよ。」 

何回かこの場で言っているかもしれないが、私は「石の上にも三年」理論「我慢が美徳」的な日本の考えが大嫌いだ。
だけど、その先輩の言葉はスッと入ってきた。
うん、なるほど。

自分には「無駄」だ、「いらない」とやる前から、経験していないうちから、手に入れる前から、自分で決めるのはおかしい。だってそれはただの何も知らない自分の空想で、何の意味もないものだから。

「置かれた場所で咲きなさい。」
最近読んだ本だ。どんなにやりたいことばかりやっても、結局「諦めない」「やり抜く」ということを知らなければどんな場所でも咲けない。

もう少し分かるようで分からないそれを手に入れるために、もうちょっと社会人1年目を続けてみようと思う。
(でもやっぱり少し納得はいかないので、片手間で自分がやりたいことを探しながら実践しながら)

そして今日も定時で帰る。
おわり


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