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気づけば一食しか食べていない(今日と食べたもの190314)

はじめに

このnoteでは、私オノフミがその日食べたものを軸に1日を振り返ります。
最初に、この試みに至る経緯を書きます。

私はふだん、農業関係の学校で、これから農業を仕事にしようとしている若者と接する仕事をしています。
自分が担当するゼミでは「食べる人、使う人のことを考える」をテーマに、実際に農産物はどのように使われ、食べられているのか、その背景にはどんな暮らしがあるのか考えようとしています。
農学系の大学院と研究所で、食料消費や食生活について研究していた経験があります。
プライベートでは、自営業の夫とこの春高校生になる息子の3人暮らしで、食事まわりはこの16年ずっと私の担当です。

「食と農と生活」は私にとって、かれこれ20年近く付き合ってきた大事なテーマです。
最近、今までとは少し違う文脈で、この「食と農と生活」というテーマに向き合っています。自分が仕事や家庭でこのテーマに関わりながら考えてきたことを、言葉にしてまとめないと前に進まないフェイズに来ています。でも書けない。

現場のデータが足りないんじゃないかな、と思います。
毎日の食事はこのテーマにとって最も重要な「現場」で、現場に立って経験するだけなら15年以上ほぼ毎日やっている。これはこれで、私をさまざまな点で支えている貴重な経験です。
でも、その現場を見る目は調査・研究の用に資するための目ではなくて、とにかく日々を回すという観点がほとんどで、そこに学生時代の学びや仕事で得た知見が加わって多少は解像度を上げている、という程度だったと思うのです。

自分にとってもっとも身近で大事な現場である毎日の食事を、もうちょっと解像度高く観察して記録してみる。いや、解像度高くなんて言わなくていいのかもしれないです。とにかく記録を取り続けてみることで、現場のデータは増えるし、テーマに対する解像度も上がると思うのです。
(この点に関しては、1年近く毎日のタスクとその進捗をただただメモするというトライをして得た体感。でもそれはまた別の話。)

事実についてのデータの蓄積があってはじめて、テーマに対する解像度が高くなり、思考がまとまって、言語化もできるんじゃないか。
細かいことはさておき、まあとにかくやってみよう。
これはそういうnoteの第1回目です。

ここから本題

で、のっけから出オチみたいな話だけれど、3月14日は私、一食しか食べていないみたいだ。これを書くまでそのことすら忘れていたのだから、事実に基づいた現場のデータ、大事。

190314の朝食

・ミルクティー1杯
寝坊、というより布団から出られず、しかし燃えるゴミの日だ、夫に委任状を託すだなんだとやることが多く、春休みで家にいる息子の昼食はなんとか準備したが、自分はミルクティーをすすっただけだ。

190314の間食

・お菓子と緑茶
午前は1年生のゼミ最終回。
岡山視察でいただいたお茶を学生が淹れてくれ、別の学生の韓国土産のスナック菓子、学校の卒業生の商品である高級干し芋、同じく卒業生が先日訪ねてきてくれたときのお土産の平治煎餅(傘のかたちをした小麦粉のせんべい)をみんなで食べる。

190314の昼食

・食べていない
メール返信だ、午後の授業のサポート担当は私だから準備だ、夕方に控えた担当授業引継ぎの資料ができていない~とバタバタ。弁当を持ってきていればそれでも食べたと思うけど、こういう時に限って弁当を作っていない。
息子が学校に弁当を持っていくときは自分の分も作るけど、休みで家で食べるときは「弁当」というかたちにしないので、息子の分を調理して終わってしまう。
コンビニに買いに行って、食べて…とやっていたら引継ぎ資料間に合わないかも…と思って、とりあえず引継ぎ会議まではランチ延期する。
そしてお昼を食べていないことをすっかり忘れて帰宅。

190314の夕食

・めかじきときのこ、絹さやのレモンマリネソテー
・パンプキンサラダ(既製品)
・豆腐とわかめの味噌汁
・白米(納豆、高菜漬け)
ここ1年くらい?パルシステムの「3日分の時短ごはんセット」というものを毎週注文している。今日の主菜はその食材+レシピで作ったし、サラダもそのセット内容だ。このセットを使っていることのいいところ、気になるところはまたそのうち。

ホワイトデー的な話

夫からはおしゃれなチョコ掛けのドライフルーツをもらう。チョコがドライフルーツの半分くらいに掛かっていて、チョコが勝ち過ぎないのがよい。
息子は「今日がそういう日だって知らなかったし」と言ってなにもくれません。


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