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台湾旅行記 九份編

台湾旅行もこれで4日目になり、ポーカー漬けの毎日から気分を変えるためにも、今日は千と千尋のモデルにもなった台湾の九份(ジュウフェン)に観光しに行くことにした。九份までは台北市の空軍車站からの直通のバスが出ており、2時間弱ほどで到着。

結構山奥まで来ました

この町、元々は炭鉱で栄えていたらしく、だんだんと商店街とお茶で有名な観光地と化していったよう。友人のKが言うには「作られた観光地」ですが、まぁ風景が良ければ何でも良いでしょう。

丁度昼時でお腹がすいていたので、Hさんと一緒に食事をとることにした。

使い廻しの食器はもう信用した

魯肉飯(ルーローハン)の麵ver.っぽい奴です。味はその、、、一緒です。五香粉(ウーシャンフェン、台湾風の味がするミックススパイス)の風味です。この時は美味しく食べられましたが、段々と醤油臭い日本食が恋しくなってきます。

なんか良い路地bot

これぞ中華圏という路地を抜けて進んでいきます。途中、茶葉屋のおばちゃんに引き止められてお茶の試飲を勧められます。高山茶と烏龍茶を堪能しました。去り際はHさんが「また帰りにお土産買いにきます」といって振り切ります。実際にはまた帰ってきて、お土産を買って帰るので本当なのですが、絶対買いに来ねぇだろうと思われてる事でしょう。

呑むしかないね

また別の店にも入ります。美味しそうですね。店頭に台湾産のビールも売っていたので買わない訳にはいきません。なんかいい雰囲気だったので、Hさんに「何で自分を台湾に行こうって誘ってくれたんですか?」と聞いたら、「いや、だって2人で来た方が安いし、」と言ってました。そうですか、そうですか。

風強くて怖い

綺麗ですね。なんかここが千と千尋のモデルのとこっぽいです。Hさんは「台湾でここだけは来たかったねんな」と興奮してました。実は自分、この景色が千と千尋のどの場面なのか、いまいちピンと来ていません。だって、金ローで適当にしか見たことないんだもん。でも、有名なジブリ作品を鑑賞したことないと非国民扱いされる件(くだり)がだるいので黙っておきました。

ちゃんとした直火

フォトジェニックスポットを消化し終わったので、ちょっと高級なお茶屋に入ります。どのお茶を頼むか迷いましたが、2人で1600元(9000円)の東方発酵美人茶にしました。いっちゃん高い奴です。もう、ポーカーで金銭感覚が2人ともおかしくなりかけたいます。鉄瓶で沸かしたお湯を茶葉に注いで蒸らしながらお茶を出します。味、というよりは風味の感想ですが、物凄く芳醇で甘い香りがして心が落ち着きました。落ち着きすぎて、茶菓子をお供に1時間程その場所に居座ってました。余った茶葉は持ち帰れるそうで、後でポーカーのヘッズアップ(2人対戦)で独り占めできることにしました。まぁ、負けましたよ、負けて奪(と)られました。

なんか良い路地bot

満足したので、行きとは別の道を通ってバス乗り場まで帰ります。少し迷って裏路地にはいりこみましたが、行きの道で出会った例の茶葉屋辺りで合流できました。こうしてバスに乗って台北市に戻るのですが、途中で運転手の方が何も言わずにバスから立ち去って10分くらい帰って来ない時間がありました。多分、ヤニかトイレでしょう。その時、意外にも冷静だった自分は海外特有の緩さに段々と慣れてきていたのだと思います。そうして、目的のバス停に着いた私達はまたAce8にポーカーを打ちに行くのでした。


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