からだを通る音
昔、読んだ本の中で、作曲家の武満徹さんの対談集が心に残っております。
ジョン・ケージ、ヤニス・クセナキス、ジョージ・ラッセル、秋吉敏子、
谷川俊太郎、大竹伸朗etc、、興味深い方達との対談です。
その中で、薩摩琵琶を弾かれる辻靖剛さんとのお話が興味深かったです。
毎朝、禊の代わりに自身の琵琶の音色で心身を洗っていたというお話。
私自身、日々心身を洗うという感じにはなかなかなれないのですが、
年に数回はギターの音がからだの中に入る感覚はあります。
ただ、その状態を保てない、
意識すると逃げていく、
意識しないと入らない、、。
なんだか禅問答?みたいですね。
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