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Sky王国を考察しようよ!(1)AURORAコンサートで思ったことをつらつらと。

※※お知らせ※※
このnoteではSky王国や曲に関する考察を記しています。考察は個人の見解であり、【【非公式のものである】】ことをご承知おきください。また、筆者は考察に関する各種グループ(DiscordやSNS上での集まり)には属しておりません。
尚、アートブック所有者ですが、執筆時点では未読です。アートブック読了後に、考察を修正または撤回する場合もございます。
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Sky王国に関する個人的な考察を述べるnoteです。今回はAURORAコンサートで思ったこと・感じたこと・考えていることを書き記します。

今回参加したコンサートは、日本時間2024年7月20(土)22時の回。この日は海外有志の呼びかけにより、Sky5周年を記念して全世界の星の子たちが同じ日の同じ時間にコンサート会場へ集結。フレンドさんと一緒にコンサートを楽しみました。


開演

円形劇場にて。コンサート開催直後の様子。

ぱっと見、満席のようにも思えます。こんなにたくさんの星の子が集まった場所で、コンサートを観るのは初めてです。

私はAURORAの季節を体験していないので、客席がびっしりと埋まった円形劇場を見たことがありません。季節開催当初も、このくらいたくさんの星の子がいたのでしょうね。最終的に何人が参加したのか…楽しみです!

Exhale Inhale

闇に蝕まれたマンタが不時着する様子。

まずは1曲目の「Exhale Inhale」から。タイトルを翻訳機に読み込ませると「息を吐く 吸う」と出ます。

”一瞬を切り取る”と非常に幻想的ですが…

比較的穏やかな曲調にも関わらず、映し出される演出からは穏やかさを感じられません。見通しの悪い海の上で、星の子が独り佇み、目の前に映し出される現実を、ただただ見ていくだけです。

奥に見えるのはオーロラさん。
コンサートの曲は、全てこの方が歌っています。

そしてタイトルのとおり、曲の後半では「(吐いて) 吸って」のフレーズが繰り返されます。深呼吸をしていると捉えたとしても、今ある現実から逃れられず、『一旦落ち着いて、様子を観るしか…』といった、急に落ち着くことを迫られるような…はっきりと言えば、終始不穏な曲です。

光を失うと…どうなってしまうのでしょうね………Sky王国において、光を失うことの恐ろしさを示した曲とも言えそうです。

Runaway

魚になりきって泳ぎます。
操作性は……なんでもないです。

2曲目は「Runaway」。フレンドさんとチャットしながら見ていたので、スクリーンショットが少なくてすみません。緑豊かな頃の孤島を映し出したシーンが印象的です。しかし…

歌詞を読むと、帰る場所を求めて彷徨っているようにも思えます。これから行く先・行く場所に対する不安や不信感を表したのかもしれません。行き場を探す精霊たちの悲壮感を、あえて明るい曲調で描いた歌とも言えそうです。

All is Soft Inside

魚の次はクラゲになりきります。

3曲目は「All is Soft Inside」。
クラゲ(のような光の生き物)とそれに助けられた精霊を通して、助けること・助けられること・助け合うことの意味を感じ取っていく…そんな曲です。

地下洞窟を抜けたあとは、クラゲの姿のままで、美しい夜空を旅します。当時のSky王国の夜空は、星に溢れた静かな空だったのかもしれません。

また、演出の中で、雨林の地下洞窟には潤沢な資源があったことが示唆されています。雨林より先のエリアでダイヤが多く使われているのも、地下洞窟に資源が豊富にあった証拠の一つです。

現在のSky王国にある雨林の地下洞窟へ繋がる扉は、外側からでは開きません。扉も頑丈ですし、それだけ重要な採掘現場として扱われたのでしょう(風の街道を使えば自由に行き来できることは若干疑問ですが)。
それ故に、鉱石に限らず、様々な資源・生き物の乱獲もあったでしょうから、その後の王国ががどうなるのかは容易に想像がつきます。

Warrior

おびただしい数のマンタ!!!!

4曲目は「Warrior」。この曲の演出において、Sky王国の精霊たちがマンタを捕らえる瞬間を映し出しています。

これを観ると紅の豚を思い出すんですよ。
ポルコが見た”あの景色”のお話をね………

マンタは、精霊たちに何らかの用途で”使われていた”こともわかっています。極論を言えば、風の街道にいる船を先導するマンタもそうですよね。

精霊たちは空飛ぶ船に乗って、網でマンタを捕らえていたことがわかります。船には、網を発射するための砲台も搭載していたようです。思っていたよりアナログなやり方ですね。

それにしても…
星の子マンタが多すぎて演出が見えにくい笑
美しい夕日とともに飛びます。

この演出では、一度捕まったマンタが逃げていく様子も確認できます。檻がね、壊れてますからね。精霊たちはマンタの力を見くびっていたのでしょうか。

その後、精霊たちが逃げたマンタを捕らえられたかどうかはわかっていません。精霊たちにとって、失敗の連続であったことは想像に固くないですね。それをSky王国の王がどう思ったのか…

そうして逃げたマンタは、原罪の方角へ飛んでいくのです。

ただ、行き先が原罪でいいのかどうか……砕ケル闇ノ季節の”あの場所のこと”を考えると、ちょっと疑問に思います…………

The Seed

Sky王国における戦争の様子。

5曲目は「The Seed」。「お金は食べられない」の歌詞の曲です。Sky考察において、私が重要視している曲でもあります。

マンタへ攻撃している精霊もいれば、精霊同士の争いもあります。誰が味方で、誰が敵なのか…全くわかりません。AURORAのクエストによれば、争いの途中で暗黒竜が投入されたこともわかっています。小さな暗黒竜から大きな暗黒竜まで、様々なようです。

なぜ、戦争が必要だったのか。
なぜ、ここまでの被害を出したのか。

そして。

なぜ””神殿前のスイッチに触れたまま””絶命した(であろう)精霊がいるのか。

お金だけあっても、食べ物がなければ、お金の意味はありません。コインや札束は、いくらたくさんあっても、それそのものは”食べ物になりえません”。

「コインや札束を食べてみてください」と言われて、食べられるでしょうか?人間は、金属や紙を食べられるでしょうか?

スイッチを起動するには何が必要か…
精霊も、星の子も、Sky王国の者なら、みんな知っているはずです。

………………………

光は………火は、潰えてしまったのでしょうか…………

Through The Eyes Of A Child

争いが残した悲しみを描いた
演出は、心にグッときます。

「The Seed」が終わると、そのままの流れで6曲目の「Through The Eyes Of A Child」が始まります。

子どもの曇りなき眼で、嘘というフィルターを通さず、在るがままの世界を感じ取りたい…そのようにも感じ取れる曲です。

曲中では頻繁に「子どもたち」のワードが登場します。ゲームの内容に沿ったものなのか、或いは星の子が生まれる過程を表したものなのか、それとも一人の精霊或いは星の子の希望や願望を反映したものなのか…謎は深まるばかりです。

それにしてもオーロラさん、ちょいとデカすぎやしませんかね。

銀河のエリアに入ると、お馴染みのBGMである「The Light Beyond」が流れます。たくさんの星の子とともに転生しているような気持ちになれますね。

オーロラさんとともに、星の子が居るべき場所へ還ります。こんなにもたくさんの星の子と還るとは思いもしませんでした。

Queendom

円形劇場の外にある像。

7曲目は「Queendom」。いよいよフィナーレです。タイトルを直訳するなら「女王国」でしょうか。

静寂の円形劇場に無事に帰還です!

どわーーーーーーーー!!!星の子、多すぎぃ!!!誰ですか、星の子が虫のようだと言ったのは。

冗談はさておき。

「Queendom」は「Runaway」に対するアンサーソングではないかと考えています。

「Runaway」では帰る場所を求めているのに対し、「Queendom」では帰る場所が”ここにある”と答えています。

王国の滅亡によって帰る場所を失くした精霊たちが、帰る場所を見つけた…
そんな曲かもしれませんね。

帰る場所がどこなのか、という議論はつきませんが…私は、花鳥郷を指すのではないかと思います。新時代の星の子によって見つけ出された”隠れ郷”である花鳥郷こそ、次の王国の中心地ではないか、と。

絶命した精霊たちの新たな行く先が、本当の安らぎの場所となることを祈りたいものです。

終演

この日のコンサートでは、1万人近くの星の子たちと同じ時を過ごせたようです。世界の星の子たち、ありがとう!