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商品が売れやすくなる販売方法

商品を販売するにあたって、より売りやすくするためのマーケティング術があります。

それは、本当に売りたい商品をはじめから売るのではなく、いくつかの段階にわけて販売することによって、本当に売りたい商品を売り、万が一売れない場合にも別の商品で売上を上げるという方法です。


これはいくつかの商品をはじめから用意しておくことでお客様にあわせた提案を可能にするものです。


フロントエンド

バックエンド

アップセル

ダウンセル

クロスセル


この5つの商材で必ずお客様に最適な商品を売るという手法です。


フロントエンド

まずははじめにフロントエンド商品についてお話します。

フロントエンドは、いわゆる広告の品や無料セミナーなどになります。

例えば、スーパーなどの店舗が、本日限り卵1パック100円と広告を出します。

顧客は卵を目当てに店頭に来店します。
その際に本当に卵だけを買う顧客はあまりいないと思います。

ついでにと他の野菜やお肉などの食材も買っていきます。

これは、卵をフロントエンド商品として他の商品も買ってもらい、結果的に欲しい利益を生んでいます。


また、無料セミナーや無料メルマガなどをフロントにしてコンサル契約という本当に売りたい商品を購入させる方法

ファストフード店などのポテトLが今ならMサイズの価格などとフロント商品を設けて、結局、バーガーセットを購入してもらい、狙った利益にもっていくなど

様々な戦略があります。


つまり、フロントエンドとは、損して得をとる戦術であり、餌を用意して顧客を集めて、結果的に本当に売りたいものを買ってもらうという流れです。


バックエンド

では、バックエンドとはなんでしょうか?

バックエンドとはフロントエンドで集めた顧客に対して「より良い商品があります」や「こちらの高級なバージョンもあります」などのように誘導して、本当に売りたいものを売る商品です。

例えば、水洗い洗車の上のプランで撥水加工洗車があるというイメージです。

軽自動車を売りながら、実はベンツも売っており、高級志向の顧客にはベンツを売り、何でもいいから安く済ませたいという顧客には軽自動車を売るという形です。

フロントエンドで顧客を集め、ニーズに合わせてバックエンドに誘導することで、本当に売りたいバックエンド商材を売るという戦術です。


アップセル・ダウンセル・クロスセル

このアップ・ダウン・クロスは3つで一つの販売戦術です。

まず、フロントエンドなどで顧客を集めます。

その顧客に実際に販売したい商材を売ります。

ですが、その商材がマッチしない顧客も実際にはいます。

その顧客に対して、もっとグレードの高いものを探している顧客にはアップセル(より上位の商材)、もう少しリーズナブルなものを探している場合にはダウンセルを売り込みます。

また、そのついでにクロスセルも抱き合わせで売るという流れです。

ラーメン屋にて、メイン商材のラーメンの他にスペシャルラーメンや特製豪華ラーメンのようなワンランク上のラーメンを用意しておき

アップセルで豪華ラーメンを販売、ついでに餃子や半チャーハン(クロスセル)を販売する。

または

ラーメンと半ラーメンを用意しておき、安く抑えたい人には半ラーメンを売り、またクロスセルでトッピングの卵やチャーシューを売るという流れです。

これにより、何が売れても目標の顧客単価を出来るだけ確保するという戦術です。


これは有名なマーケティング術でして、様々な企業が活用しているノウハウです。

このフロントエンド、バックエンド

アップセル、ダウンセル、クロスセルを上手く使うことで顧客単価の維持や本当に売りたい商品の販売率を高めることが出来ます。


ぜひご活用ください。

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