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粗食の威力 参考本「粗食のすすめ」①

粗食の威力 参考本「粗食のすすめ」①
幕内秀夫著


幕内秀夫
・フーズアンドヘルス研究所にて伝統食と民間食療法の研究
・学校給食と子供の健康についての著書多数

今回は、現代食の問題について解説していこうと思います。

1 3つの問題
 ①お米を食べなくなった(パン、油や砂糖が増えた)
 ②食の欧米化(伝統食の崩壊と動物性食品の増加)
 ③「栄養素」への執着(食べ物に本来良い悪いはない)

2 なぜ間違えたのか
 ①昭和30年頃から米食低理論(パンが良い)が進む
 ②第一回東京オリンピックにて、牛乳・肉食が体を大きくする、という思想が根付く
 ③アメリカの豊作が続く(日本にアメリカ食を教育して輸出する)

3 結果…
 日本人の体格は大きくなり、寿命は伸びたが、、、
 体質(アレルギー)や健康状態は落ちたのではないか?

4 過食なのに栄養不足
 ①現代食の栄養は十分ではない→本能は栄養不足を補おうとする→さらに食べる→過食につながる
 無駄のない食べ方が大切(食物全体食)

5 動物性の迷信
 ①肉≠タンパク質(日本人は昔から肉を食べずに元気だった)
 ②牛乳≠完全栄養食品(牛にとっての牛乳は完全栄養食品と言える→人間にとっての完全栄養食品は母乳である)

次回は、この本から学んだ「食源病と対策」について解説したいと思います。

自分の主治医は自分自身である、をテーマに医者いらずの体をともに目指しましょう!

よかったら皆さまの大切な人へも広げていただければ幸いです。

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