「眠れなくなるほど面白い 図解 糖質の話」牧田善二著 解説①
「眠れなくなるほど面白い 図解 糖質の話」牧田善二著 解説①
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牧善二氏
医学博士・AGE牧田クリニック院長
AGE牧田クリニック院長
糖尿病専門医、医学博士
北海道大学医学部卒業
ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う
1 太るのは糖質の摂りすぎ
①(お米やパンなど)糖質を食べる→ブドウ糖に変換→酸素と結びついてエネルギーになる
②過剰な糖質の摂取→ブドウ糖はグリコーゲンに変換され筋肉や肝臓に保管される
③筋肉や肝臓に保管しきれないと→脂肪として体内に蓄積される
2 糖質を食べなくても健康的に生きていける
①糖質カットしても大丈夫か?
(1)糖質不足→体のグリコーゲンがブドウ糖に戻る(エネルギーとなる)
(2)さらにエネルギー不足になると、体内の脂肪を燃やしてエネルギーとして使い始める=痩せていく
②極端な糖質制限→(脂肪不足で)疲れやすさ、冷えの原因となる
③糖質をカットするなら、その分タンパク質や脂肪をとってエネルギー不足を補う
3 糖質は中毒性がある
①糖質が多く含まれる食品=お菓子、ジュース、ケーキ、パスタ、ラーメン、うどん、ピザ等→我慢するのは難しい=人間が好きな食べ物(中毒)には糖質が多く含まれている
②なぜ人間は糖質が好きなのか?
↓
脳から幸せな気分になるドーパミンやセロトニンが放出される
↓
気分がよくなる
↓
お腹が空いていなくても糖質への欲求が高まる
「デザートは別腹」といって糖質を過剰摂取してしまう=脳が気分がよくなるから命令している
③糖質で気分がよくなるのは一瞬だけ
急激に血糖値が上昇、下降してしまい眠気やだるさなど集中できない状態になる
4 「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された論文
糖質はコカインと同じレベルの依存性がある、との論文がある
今回は、本書で伝えている糖質の害について解説しました。次回は引き続き糖質が人間に与える影響について説明していこうと思います。
自分の主治医は自分自身である、をテーマに健康を土台に医者いらずの体を目指しましょう!
よかったら皆さまの大切な人にも広げていただければ幸いです。
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