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資格なしのオンライン日本語教師として、「どうやって」日本語を教えているか?(rewrite)

どうもみなさん、
今回は以前の人気記事の
リライトシリーズになります!

記事を書いてから2,3年が
たったので最新版に更新しました!

具体的には、「記事の一番最後」に
最も重要な部分をこれまでの経験から
つけくわえました!

そこを意識したから記事を書いてから
さらに成長して、4000以上レッスンをして
全て5つの評価をもらい続けられました。

その秘密を最後の部分に書き加えたので
最初から飛ばさず最後までぜひお読みください!

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「これから日本語を教え始めたいけど、
どうやって教えればいいかわからない」

Howの部分が分からない
という方が多いかと思います。

私も例外なくその一人でした。

資格がないどころか、
一切日本語を教えたことがない
ところからのスタートでした。

そんな私でもたった1つのツールを
使うだけで教えることができました。

ただ教えるだけではなく、
生徒の日本語力を大幅にあげ、
たくさん感謝の声ももらうことができました。

そんな私がどんなツールを使ったか
を以下で紹介していきます。

何を使って教えたのか?

結論から言うと、
「教科書」を使って教えました。

今では教科書を使って
本当に良かったと思います。

ですが最初は適当に選んだ
のが正直なところです。

最初はオンラインで
日本語教師として登録したものの、
誰も生徒がこないと思っていました。

それは資格もなければ、
日本語を教えた経験も0だったからです。

そんな期待とは裏腹に
オンラインで生徒から
指導の申込みがありました。

まさか申し込みがあると
思っていなかった私は
あわてて教科書を買いに行きました。

自宅の近くの本屋さんに行って
教科書を直感で買いました。

それが教科書を使うことになった
はじまりのストーリーです。。

教科書で教える範囲を予習して教える

もちろん日本語のネイティブではありますが、
日本語の文法は習ったことがありませんでした。

このままでは生徒に
「価値」が提供できないと思い、
必死に予習をしました。

ただ1つ良かったのは、
生徒が勉強するように
自分も予習をしたことです。

そのことによって、
生徒がどういう視点で
文法を勉強するかがわかりました。

それが生徒から支持を得ること
ができている理由なのは間違いないです。

実際、最初のクラスが終わり、

「生徒の授業がとても良かったから、もっと授業をしたい!」

と直接言ってもらうことができ、
体験レッスンから授業購入に繋がりました。

そこからは生徒の先回りをして
必死に予習を繰り返しました。

ただ自分が「理解」して終わりではなく、
生徒が「使える」レベルにすることを
意識して予習に取り組みました。

上記でも述べましたが、
自分が生徒の視点で
同時に学んでいたこともあり、

生徒目線に立つのがとても簡単でした。

もし、先生目線の文法の教え方など見ていたら
そこまで生徒目線に立てなかったと思います。

なので、日本語を教えたい人は
自分で日本語を1から勉強するのはオススメです。

教科書はたくさんメリットがある

これはあとで気づいたことですが
教科書を使うことにはとてもメリットがあります。

特に私みたいな超初心者だった
みたいな人にはメリットがたくさんでした。

そこで個人的にメリットだと
感じたことを紹介していきたいと思います。

1つの場所にまとまっている

教科書の良い点の1つ目は、
単語や文法の情報が教科書という
1つの場所にまとまっています。

そのことによって、先生にとっても
生徒にとっても管理するものが少なくなります。

実際に私も教える際は教科書1つに
絞っているのでとても管理がしやすいです。

また生徒もやるべきことが
いつも明確だと感想をくれています。

これがたくさんのプリントを使った学習や
ウェブサイトを使った学習だと
煩雑性が増えてしまいます。

もちろんそのやり方で
やることでかなり効果が
あることも多いです。

ただ大事なのは、
効果的な方法よりも「生徒の成長」です。

効果的な教材などがたくさんあっても、
生徒さんが実行しなければ意味がありません。

特に日本語を勉強したことない人だと、
教材が多いだけで圧倒されてしまいます。

そもそも効果的な方法も
「生徒の成長」のためにあります。

なので、シンプルで生徒が管理しやすく
行動に移せるという点で
教科書を1つ使うのは良いです。

繰り返し何度も使える

教科書を使うメリットは
先生と生徒が何度も繰り返し反復できることです。

まずは先生側のメリットからですが、

同じ教科書を何度も繰り返すことによって、
理解が深まり、予習の時間も減ります。

私自身も同じ教科書をいつも使っているので、
文法などの理解はかなり深まりました。

また今ではどの単語がどこにあるかまで
覚えられるようになりました。

例えば、生徒が「えーと、what's to swim」
みたいな質問をしてきても、
「チャプター○○」ですよ。

みたいな感じで生徒が
参照すべきページを言うことができます。

それが毎回違う教材で
やっていたら不可能だったと思います。

また何回も同じところをやるので
予習の時間が減ります。

予習は指導をするうえで必須ですが、
長ければ良いわけではありません。

全ては「生徒の成長」のためなので、
長さよりも生徒が力をつけられるべきか
に全集中すべきです。

予習の時間が短くなるだけではなく、
自分の理解もかなり深まります。

同じところを何百回と教えていますが、
ほぼ毎回新たな発見があります。

上記の点で先生にとって
教科書を使うことは労力と
指導の質をあげることを可能にします。

次に生徒側の視点にたったときに、

「同じ教科書だとやることが尽きてしまわないか?」
と思うかも知れません。

「生徒の成長」>>「新しいことを学ぶ」

新しいことを学ばないと時々、
学習している感覚にならないという人がいます。

ただそれは間違った考え方です。

何度も同じところは知識を
「使える」ものにするうえでとても重要です。

実際に知識が身になるのは、
新しいことを学んだ瞬間ではなく、
何度も繰り返したときです。

たとえば自転車もそうですが、
繰り返しまくることによる乗れるようになります。

日本語も無意識レベルで使えるくらいまでに
高めようと思ったら繰り返さないといけません。

その繰り返しが教科書を使えば可能になります。

実際に私の生徒も繰り返しをしている時に
日本語力がグングン伸びています。

教科書を使う際の注意点

ここまで教科書を使うべき
メリットを紹介してきました。

ただし、1つ教科書を使ううえで
注意すべきことがあります。

教科書=ツール

教科書はあくまで
ツールであり目的ではありません。

一番大切なのは、
教科書を「利用」して
生徒さんの実力を伸ばせるか

ここがレッスンするうえでの
本質であり、最重要点です。

教科書をただこなすだけでは
全く意味がないということです。

それであれば教科書を
読めばいいだけになるからです。

1つ意識してほしいことがあります。

先生の役割≠教科書の説明
先生の役割=教科書をツールに生徒さんをガイドする

先生の役割は教科書や教材を
丁寧に説明することだけではありません。

もちろん、不明なところがあれば
明確にすることは大切なことです。

ただ、それだけだと
生徒さんの「満足感」も「成長」
もありません。

先生の重要な役割は、
教科書をツールに生徒さんの
結果に向けてのガイドをする

ここが非常に重要です。

ある意味資格なしで、
経験無しでもやってこれたのは
ここが意識できたからです。

ただそれが自然にできたのには
ある1つの超重要な理由があります。

教材を使って「自分の」語学の実力伸ばす
→教材を使って「他人の」語学の実力を伸ばす

私が資格なしでも、経験なしでも
日本語教師ができた秘密はこれです。

日本語教師の経験こそなかったものの
教材を使って実力英語を伸ばす経験はありました。

自分が実力英語を伸ばす名目で
TOEICという教材を使い、
800・900・満点超えをしました。

一番重要なのは、目標に向かって
実力優先で教材をツールに使う

という部分でした。

そこなしで小手先のteachingテクニックでは
100%これまでの結果もないですし、
何より生徒さんの結果はなかったです。

これだけは断言できます。

教材を使って「自分の」語学の実力伸ばす
→教材を使って「他人の」語学の実力を伸ばす

ここの部分がある意味でteaching
そして語学指導のcoachingの本質でもあります。

これに関しては、一言で「これだけやれば!」
みたいな甘い話ではありません。

しっかりと順序だてて
戦略的に進めていく必要があります。

そこで5日間の動画を作り
そこの部分を徹底解説しています。

最初は有料での公開予定でしたが
少しでも価値を多くの人に得てもらうため
完全全て無料で見れるようにしました。

全5日間の動画のコースになりますが
1日目の動画は上記から早速確認できます。

ぜひ、これを見て
自分の言語力をまず教材を使って伸ばし
そして他人の言語も教材を使って伸ばす

これを達成して頂ければと思います!

という形で今日は私が
日本語教師としてオンラインで
資格なし、経験なしの状態から
どうやって教えてきたのか?

そのプロセスで使った
ツールの1つである教科書の紹介、

そして教科書や教材を使ううえでの
超重要な注意点を述べてきました!

最後までお読み頂き
本当にありがとうございます!

Life & Career Language Coach Kazu 

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