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臨床家な、725理事長

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食支援にまつわるお話し
運営しているクリエイター

記事一覧

臨床家としての私は。

言語聴覚士となって20年目。 独立して6年目を迎えている。 法人代表となった今、徐々に現場で…

「Let's誤嚥」が商標登録されました!

当法人が運営している「Let's誤嚥」 ようやく商標登録が完了しました 商標登録の理由は私が独…

元気になる日は、もう来ない。

忘れられない患者さんがいる。 病院と訪問看護ステーションの経験の中で数多くの患者さんと出…

思い出の、海老天。

訪問看護ステーションに勤務していた頃、長くお世話になったご家族がいる。 母子家庭で、嚥…

「お粗末様」と、言いたい。

あいさつことば私は今は育児中の身で、母として主婦としての役割が、生活の中ではとても大きい…

Let's誤嚥ワークショップ開催しました!

誤嚥ケアインストラクター活動報告当法人では、誤嚥体験型ワークショップを全国的に開催して…

結構なお手前で。

抹茶が飲みたいですね。 「抹茶が飲みたいですね。」 と、そう漏らしたのは80歳代の堀田さん(仮名)である。 堀田さんは薬剤性の嚥下障害を患い、誤嚥性肺炎のために度々入院していた。嚥下の状態に改善がなく、口からの食事が危険になったため、入院時に胃瘻が作られ、在宅ケアが始まった。そして私の訪問による食事指導も始まった。 精神疾患を長く患っていた彼は几帳面で、「もう食べてはいけない」と自覚しており、口にする飲食物を厳しく制限していた。食べたいものを尋ねても、「特にないよ。も

私の嚥下障害体験

誤嚥ケアについて発信する立場から、私の嚥下障害の体験談を話そうと思う。 嚥下障害になった…

誤嚥ケア検定 認定講座

誤嚥ケア検定 認定講座さて、突然ですが日本人の死因の上位が何かご存じですか? がん、心疾…

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大好物は、あなたとともに

余生を楽しむ静かな夫婦とある、老夫婦のお宅へ訪問していたときの話だ。夫婦にはお子さんは3…

いただきます、ありがとう

「平田さんが、訪問に来てほしいと言っているんだ」 先輩のOTから言われたのが、平田さん(仮…

とろみのヒミツ

「食支援を学ぶシリーズ」とろみのひみつ、をご覧いただきありがとうございます。 とろみのヒ…

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