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【鉄拳 プロゲーマー】2021年12月19日にてゲーミングセッションに行ってきた。

これは鉄拳のプロと10年以上最前線から離れていた先生が対戦してきたお話。

こんにちは。今回は12月19日の日曜日に小倉のリバーウォークなるところで行われた
福岡e-sports協会が主催された
FeAゲーミングセッションinリバーウォーク北九州

の方に行ってきたのでそのご報告です(`・ω・´)


鉄拳のプロゲーマーが3人もきた!


元々鉄拳を中学〜高校時代にもっともやっていたゲームだった僕は
今回鉄拳のプロがお越しになるということもあり、会いにいきました。

・プロ同士のエキシビション
・プロのトークセッション
・ご来場の方との組手

の3つをおこなっておりまして、今回はその思い出ということで書こうと思います。



準備中でアップをしているプロの方たち

こんな感じで「外」の開催だったので、とても寒かったですねww

それでもけっこう多くの方が集まって来られてました。


来場者の多くは30歳以上のおじちゃんたち(´。ω゜)


鉄拳は最も盛り上がったのが2004年の鉄拳5のアーケードでの稼働からではないでしょうか。
その時からプレイヤーは階級や段位などのシステムが導入されるようになり、
プレイヤーはカードを購入することで自分のキャラを登録し、
段位を上げて強さを追求しやすくなりました。

そこでケータイサイトで自分の名前を登録することができ、
その時に有名プレイヤーの名前なども有名になることになりました。

僕は14歳の頃からずーーーーーっと「いなふ」という名前であらゆるアーケードゲームをやっていました。



今から17年前になりますから、当時学生でハマっていた人は余すことなく、30歳以上です。

僕が14歳の頃に鉄拳5がゲーセンで稼働し、稼働初日から遊びに行っていたのですから
もう17年も前のお話になりますね。




弦選手

チクリン選手

ノロマ選手

の3名のプロの方が今回はお越しくださってました。

3名の詳細はリンクを名前に付けているので、よかったら読んでみてください!

一言ずつ彼らのことを紹介すると

弦選手→小学生の頃から鉄拳をプレイ。13歳にて鉄拳覇皇という段位まで上り詰めて、2021年に福岡の大学を退学し専業のプロになりました。

プロになってからの大会はほとんど優勝するほどの実力者とも言われており、オンライン開催の多くなった昨今の鉄拳大会でもかなりの好成績を残しています。

チクリン選手→鉄拳の配信をかなり長期間続けているプレイヤー。19日段階ではYoutubeで2000弱の動画が上がっており、その前にニコニコ動画というサイトでも動画投稿などをしていたので、
鉄拳に関する動画投稿は相当に多いです。

2000という数はYoutuberなどという言葉が流行ったりする前からずっと続けていないとできない数字でもあり、鉄拳が大好きでないとできないですね。

ノロマ選手→ジャックというロボットのキャラで初めて鉄拳神という段位に到達したプレイヤーであり、
直近ではレッドブルさん主催の
レッドブル5Gという大会にて、西軍の格闘ゲーム代表としてチクリン選手とダブル選手と出場し、西軍しょうりに導いた方です。


レッドブル5Gという大会についても一言


レッドブル5Gは
・パズル
・レース
・格闘ゲーム
・スポーツ
・フリージャンル

の5つのジャンルでそれぞれ西と東で代表を決めて、
団体戦の要領で戦う大会になります。

各ジャンルの日本最強クラスのプレイヤーのプレイが観れますね。


どのプレイヤーも大型大会で優勝した経歴をもつバリバリのトッププレイヤーです。



格ゲーの対戦は実況解説も盛り上げる一つの重要ファクター


そんな3人のプロプレイヤーを迎えてのゲーミングセッション。

今回実況解説として「まったり」さんもいらっしゃいました。

まったりさんは鉄拳の実況といえばこの人と言われるほどの方で、
僕がやっていた頃は


三大名実況

として有名でありました。


見ている人を笑わせてくれる彼の話術があってこそ、鉄拳をガチでやってない人でも楽しめる素晴らしい布陣でした。


トークセッションの概要


今回プロの3人の方にまったりさんと、もう1人アナウンサーの女性の方がいろいろ質問をしていく、というトークセッションがあったのですが

その時にどんなお話があったのかをまとめたいと思います。


質問1 鉄拳との出会いは?

当然ではありますが、それぞれの出会いはどんなものだったのかというお話ですね。

弦さんは小学生の頃に偶然目にした鉄拳の映像に惹かれたそうで、
チクリンさんとノロマさんは中学生になったときに本格的に対戦に入ったとのことです。

全員に共通していることは鉄拳自体には中学生の頃には熱中していた、ということですね。

そして、最初の頃はボロ負けしていたと語っています。

まぁはじめてすぐから大人に勝てるわけないんですけどね(´・ω・`)


でもそこで負けて腐らずに強さを追い求めていたのは彼らに共通しています。

チクリン選手は5年くらい対戦をやってようやく勝てるようになったと語っていました。

さらに弦選手は当時小学生だったので「コマンド表が読めない」という状態でしたwそれぐらいの小さな子どもの頃からやってたんですね٩( 'ω' )و

さらにプレイしている大人に聞く勇気もなかったので、
大人の手元を見ながら真似していたそうです!

まったりさんも補足をしていますが、

当時はゲームセンターは今のようにきれいな場所ではなく、
筐体においてある灰皿にタバコを置いて、副流煙が広がるようなゲームセンターもありました。

視界がタバコの煙で白いという場所もありましたね。


強さを追い求めるために彼らは「遠征」といって
県外のゲームセンターに行って、そこでその県のプレイヤーと対戦するのです。

旅行とかではなく、県外のゲームセンターに行くために車で県外に行くんですねw

あまりゲームをガチでやらない人にはピンと来ないと思いますが、
僕自身も音ゲーのために県外に行ったことはありますね。



質問2 プロゲーマーとしてのお仕事ってどんなこと?


これはけっこう意外なお答えも聞けましたね。

ノロマさんは、地域特化型で、地域でe-Sportsを盛り上げるために活動をしているそうです。

さらに、学校のe-Sports部に顧問として行くこともあり、
そこではFortniteやぷよぷよなどの
鉄拳以外のゲームタイトルの指導もするそうです。

しかし、技術的な指導はできないのですが、

そもそもゲームで勝つということはどういうことなのか、
ということで指導をするそうです。


鉄拳のプロだからといって鉄拳だけに関わっていればいいというわけではないようですね。


しかし、0から始めた高校生がプロプレイヤーに勝ったりするということを目の当たりにすることもあり、
子供のパワーに驚くことも多いそうです!٩( 'ω' )و


チクリン選手もノロマ選手と同じく地域特化型のプロゲーマーで、スポンサーをしてくれている企業さんの名前やロゴの入った
ユニフォームを着て、宣伝をしているそうです。

社員雇用をしてもらって専業でやっている珍しいタイプのプロゲーマーだそうです。


今もまだ「専業」のプロゲーマーは少ないんですね(´・ω・`)


僕自身はあと何年進めば専業も普通になるのかなといったところですね。


弦選手は所属しているチームの中では初の格闘ゲームのプロです。

プロチームというのはいろんなゲームタイトルのプロがいるのですが、
それはまた別のお話。

弦選手はもともと大会での実績もあり、大学生をしながらプロだったのですが、
プロに専念するということで、大学をやめたそうです。

最初は親には話せなかったそうで、反対もされたそうですが、自分の意志を通して退学をしたそうです。

僕も退学した身なので、わかります。
親にはなかなか話せないんですよね。

親のおかげで大学に行けている、という後ろめたさも会ったのかなと思います。

自分の思いの強さや好きという思いが人生を切り開くということを弦選手は体現したのかなと思います。

なんとなく大学に行けば…という思いではないということでしょうね。


また、プロゲーマーは実は相当密なスケジュールで活動をしていることもあり、
身体を壊すんじゃないかとまったりさんは心配をしていたそうです。

コロナの影響で逆に休める時間が取れたのではないか、とも考えているそうです。

また、長時間座っていることが多いこともあり、腰のほうがやられないか、など
身体的にも負担は大きいようです。


イベントや大会のための調整もする必要があるので、
空き時間に調整をしたりすることも多いそうです。



質問3 九州のe-sportsプレイヤーに向けてメッセージはありますか?(プロアマ問わず)


ノロマ選手がおっしゃっていたことは
「少なからず強くなりたいという思いや意志はプロになりたいんりたくない関わらず持っているはずだから、人と集まって対戦をした時に、『負けた原因をみんなで話し合ってみる』ことで今後が変わってくるよ」とのことでした。

人と会う必要がなくなりつつある昨今ではありますが、
コミュニティに入ることで、そういう話し合いはできるようになるそうです。

昔はオンラインでは対戦ができない環境だったので、情報も人からもらうことがほとんどでしたが、
実際に現場の判断や、あの場面ではどうすべきだったか。
というのを瞬時に話し合ったり答え合わせしたり
意見交換をする機会というのは実際にオフラインで合わないと得られないです。


チクリン選手は、プロを目指すにしろ、上達するにしろ、楽しむことが大事だよとおっしゃってました。

その楽しむためにはやはり一緒にできる仲間がいるという状態が大事だそうです。

仲間内で一緒にやれたらゲームは楽しいよね!ということです。

1人でゲームをするのではなく、一緒に仲間を作ってするということですね♪


昔はチクリンさんはご自身の家が一軒家だったということもあり、
家にみんなで集まって鉄拳を練習する、合宿のようなこともしていたそうです。


弦選手もやはり、1人で鉄拳をするよりは仲間と切磋琢磨して意見交換をした方が早いとおっしゃってました。

友達を見つけて切磋琢磨して欲しいとのことです。

負けるとやっぱり悔しいし、負け続けて挫折して辞めてしまう人もいるけど、成長したいという思いを無くさないで頑張ってほしい


とのことでした。


さらにまったりさんが補足で付け加えてくれたことがすごく印象的というか、まさにその通りだなと思ったこともありまして、

「コミュニティを作って、みんなで大会に出よう」
とのことです。

最近の大会は非常に参加しやすくなってきていて、記念参加でも
練習のために大会に参加する人も増えてきています。

なので、大会に参加して、コミュニティに報告をして一緒に楽しんでほしい、とのことです(`・ω・´)



トークセッションが終わって来場者との組手


というわけで、トークセッションの後は来場者との対戦会でした。

僕は最初に対戦をさせていただいて、寒さでコントローラーがうまく操作できず1ラウンド取っただけで負けましてw

参加賞ということでレッドブルをいただきました(´。ω゜)

ラッキー!٩( 'ω' )و 


でもゲームするとはいえカフェインの摂りすぎには気をつけましょうね。



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