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ウクライナ 負けるな一茶 ここにあり

見出しの 一茶のところに何を入れよう。自分の名前なのか。日本なのか。ロシアの戦争をニュースで見せられ続けたためか、私の頭の中に見出しのフレーズが 浮かんできた。

やせ蛙 負けるな一茶  ここにあり

一茶がやせた蛙を応援している 優しいまなざしの句だ。やせ蛙に自身を投影しているのかもしれない。蛙の世界に 人は手を出すものではない  という思いも感じる。蛙の世界になら きっとそれが正確だ。でも人間どおしの世界では そうはいくまい。

見出しの "一茶 " の部分に "日本"  や  "自分の名前" を入れてみても   まったく心もとなく、まったく自信もない。この句に入れるということは、決して易しくなく、相当の覚悟が必要なようだ。
ウクライナ  ゼレンスキー大統領の 日本の国会向けの演説を聞いた時、日本は、自分は、きっと大したことはできないと想像してしまい、申し訳なく、聞くのが辛くなってしまったのも、そのためだろう。
正直  良心が痛んだ。

いつものスーパーマーケットの魚売場、並ぶロシア産の魚を前に「ロシア産?  正直 買う気が しないな~」と心の中で つぶやいていた。
鮭に罪は ないというのに。

最後に入れてみよう。どんな感じだろう。
ウクライナ   負けるな 日本   ここにあり

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