見出し画像

キヤノンのカメラにニコンとペンタックスとライカのレンズをアダプター無しでつけてみた

普通につく。普通に使える。何の問題も制限もなく。カメラはivsb改。
さすがl39はユニバーサルマウントである。メーカー問わずなんでもなんにでもつけたりつけられたりできてしまう。おもしろい。

まずはニコン

実にかっこいい
ファインダーはvidomっぽいけど正像
フードは二分割

ニッコール5cmf2沈胴。純正フードにファインダーはニコンのライカ用ユニバーサルファインダー。
その起源からもキヤノンのレンジファインダーにはニッコールをつけるのがお作法らしく、僕も古式ゆかしくおごそかに装着いたしました。
こ、これはかっこいい。。。いやかっこよすぎる。

続いてペンタックス

スッキリしたデザイン
キャップもかっこいいけれどねじ込みなので面倒
ファインダーには50mm枠もあり

43mm。kマウントfa43mmlimitedのl39版。ファインダーは純正。フードは組み込み。
これレンズ単体だと見た目は少々素っ気ない。しかしカメラとの相性が良いのか、装着した姿はなかなかによろしい。実際は写真よりもさらにかっこいい。
ところでペンタックスさん、今からでも遅くはない。77mmのl39版をぜひぜひ出してください。

そしてl39のご本家ライカ

違和感ゼロ
世評の高いsbooiは確かによい
フードの結晶塗装?がまたよい

ズミルックス50mm1st。フードは12521g。ファインダーはsbooi。
これまたしみじみとかっこいい。なんの違和感もない。

最後におまけでキヤノン

あれ?
なんだか
一番違和感があるような?

25mm。ファインダーはパララックス補正付きの純正。このレンズにフードの設定はないようだ。
キヤノンのカメラにキヤノンのレンズがつく。よく考えなくとも当たり前のことなのに、この流れだと
おお!これもついたー!!
とちょっと喜んでしまった。我ながらアホみたいである。
しかし。なぜだろう?オールキヤノンのこの組み合わせが一番しっくり来ていないような。。。?

雑感

さてこのレンズ達、見た目もさることながら写りも素晴らしく、そしてそれぞれ個性的でもある。
それを何の手間もなくポン付けするだけ、ただそれだけで同じカメラで何の不便もなく運用できるというのは素晴らしいことだと思う。

さらに、僕は持っていないけれど世の中には他にもミノルタやオリンパス、フジ、リコー製のl39レンズがある(もちろん他にももっともっと沢山の内外メーカーが製品を出していた)。
現代で言えばニコン、キヤノン、ソニー、フジ、ペンタックス、omds、リコー、それにライカのレンズをアダプターなどなくともメーカーの垣根を越えて相互運用ができるということだ。
今ではとても考えられない。。。

一体何がバベルの塔だったのだろうか。何ゆえに彼らは言葉を違えてしまったのだろうか?なんちゃって。

やはりl39は最高に楽しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?