山口たか&ゆみ / Taka&Yumi Yamaguchi

お庭づくりを仕事にすること20年超。経験から「これシェアしたい!」と思うお庭を彩る簡単なアイデアを定期的に発信していきます。夫婦としての願いはただひとつ。「もっとお庭づくり好きを増やしたい」。私たちのオリジナル商品・水やりホースリール〈メリー〉も、現場生まれのガーデン用品です。

山口たか&ゆみ / Taka&Yumi Yamaguchi

お庭づくりを仕事にすること20年超。経験から「これシェアしたい!」と思うお庭を彩る簡単なアイデアを定期的に発信していきます。夫婦としての願いはただひとつ。「もっとお庭づくり好きを増やしたい」。私たちのオリジナル商品・水やりホースリール〈メリー〉も、現場生まれのガーデン用品です。

最近の記事

一つずつ揃えていきたいとっておきのガーデニングツール

「とっておき」にできる お庭の道具の揃え方 お庭いじりが楽しい季節。のんびり過ごすリラックスタイムもしっかり確保して「お庭があって良かった。」と感じていただきたい秋です。そのためには、ガーデニングの効率をアップさせてくれる道具の選びも必要かもしれません。『弘法筆を選ばず』とはいいますが、道具は勢いで揃えてしまうと使い心地が悪かったり、あまり使う機会がなく、気が付けば収納がごちゃごちゃとしてやる気も出ない…なんてことも。おしゃれなお庭を目指す上でも、ガーデニングツールや小物を落

    • 秋の気配を感じたら、お庭でこっそり楽しみたいこと

      夏から秋へと過ごしやすく。 お庭時間を増やしてみよう。厳しい残暑が続きましたが、今年もお盆を過ぎたころから少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。まだ日中は日差しがじりじりと照りつけ汗ばみますが、木陰の風はずいぶん爽やかに。午後から降り注ぐ光はゆらゆらと秋色に見えます。何より、太陽の位置が少しづつ傾き、早まっていく夕暮れが秋の訪れを確信させてくれます。「ようやく涼しくなる!」「夏を乗り越えた!」そんな喜びや達成感からか、気持ちもホッとしてしまうものです。酷暑を過ご

      • 気候変動時代のお庭づくり夏の異常気象を乗り切る「事前対策」

        「危険な暑さ」の夏のお庭づくり じっくり備えたい事前の対策家庭のガーデニングは環境保全の第一歩!ということで、前回は異常気象時代の厳しい夏を乗り超える応急的なお庭のアイデアについて綴りました。けれども、人にとっても植物にとっても危険な暑さの今、できることは限られています。そこで今回は、暑さが落ち着いてくる秋以降から次の猛暑へじっくりと備える「事前対策」について考えてみたいと思います。自分でできることもあれば、専門業者の手を借りた方がいいこともあるかもしれません。日に日に過ごし

        • 気候変動時代のお庭づくり夏の異常気象を乗り切る「応急対策」 

          猛暑・酷暑にゲリラ豪雨 お庭づくりはどうしよう? 夏休みを迎え、各地では40度に迫る危険な猛暑日が続いています。屋外での激しい運動を控え、一日を通してエアコンを適切に使い過ごすよう勧められ、さらには不要不急の外出を控えて…??誰もがごく身近に地球温暖化の影響を受けて暮らす時代となりました。そして気候変動の広がるスピードや威力をことさら思い知らされる異常気象の一つが、ゲリラ豪雨です。激甚化した夏の通り雨に、一瞬でお庭を台無しにされた経験がある方もいるのではないでしょうか?激し

          noteに寄せる思いについて

          おしゃれだねといわれる  お庭をつくるアイデアブック “お庭づくりが職業”の夫婦がつづる 現場生まれのインスピレーション 今回はホースリール〈メリー〉のオフィシャルブログに寄せる私たちSANPOH(さんぽう)の思いについて、ショートインタビュー形式でお伝えしたいと思います。 Q1:このnoteを書き始めた背景には、どのようなものがあるのでしょうか? A1: お庭づくりが仕事なので、日々現場で植物や生き物、雑貨や道具に触れています。そんな毎日の中で「これシェアしたら喜んで

          今さら聞けない 正しいお庭のお水やりのこと

          「水やり三年」!? お水やりの正解ってなんだろう? 「水やり三年」こんな言葉を聞いたことがありますか?簡単そうなお水やりも、マスターするためには少なからず修練が必要、という意味の言葉です。たしかに水の管理は奥深く、植物の育ちにとって意味ある重要な作業だなと感じます。個々の植物の特徴を理解する上でも、園芸の修行でまず叩きこまれる仕事です。無関係のようですが、適切な水管理は病害虫の予防に効果があったり、時には思わぬハプニングにつながってしまうこともありえるのです。真夏並みに気温

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          忙しい人におすすめしたい ローメンテナンスな植物

          慌ただしい日々のくらしの中で お庭いじりをする意味とは?  お庭づくりのご相談に来てくださる方が、必ずしもお庭好きというわけではありません。「家を買ったらお庭も付いてきた!と、そこではじめてお庭の存在に気が付く方も実はとても多いです。そんな方々にもお庭づくりをおすすめしたい一番の理由は、リフレッシュ効果、そしてお庭づくりで得ることのできる心の充実です。そこで今回は忙しい人に寄り添ってくれる手間いらずな植物を大まかに4つの仲間に分類してご紹介したいと思います。 1.地面を覆

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          「お庭づくりをする!」と決めたら 春を迎える今したい3つの準備

          暖かくなりきる前がはじめ時! 寒い日にもお庭に出てみて! まだ茶色い冬枯れの景色も残る3月、お庭には目覚めのシーズンが到来しています。暖かくなったかな、と思っていると冷たい北風が吹く日もありますが、しばらく外で過ごしていると、刻々と春に移ろう自然の姿に気づきます。お庭づくりをはじめよう!と考えている方はもちろん、そうではない方も、騙されたと思ってぜひ一度お庭に出てきてみてください。お部屋の中よりポカポカとしてずっと気持ちがいいかも? 本格的な春までの短い期間には、普段はあま

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          お庭の維持がストレスになる人に共通する5つの原因

          お庭づくりが悩みの種 ストレスを感じる人も結構いる!? お庭の維持や管理にストレスを感じたことはありませんか? もしそうであれば、「がんばりすぎ」が原因かもしれません。つい、あれもこれもと欲張ってしまっていませんか?よそのお庭と比べて落ち込んでしまっていないでしょうか?家族のお庭なのですから、自分たちがリラックスできる場所であることが何より一番大切なはず。そんなお庭が悩みの種になってしまうのは、本末転倒でもったいないことです。お庭がストレスになっている場合は原因を探り、一人

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          置くだけでお庭がおしゃれになるガーデニングアイテム4選

          そもそもおしゃれなお庭ってどんなお庭? ~「おしゃれね!」といわれるために~ 素敵な人やモノに出会うと「おしゃれ!」「カッコいい!」などの言葉が出てきます。言う方も、言われる方も嬉しくなる言葉ですね。でもお庭に関する「おしゃれ」って何だか曖昧だと思いませんか?それは、お庭(GARDEN)の語源が、『囲われた楽園』であると言われることにも関係があるかもしれません。囲われた空間であるということは、住んでいる人の好みやセンス、アイデアが存分に発揮される場所。だからこそ「おしゃれ」

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          ちょっとした違いで映えるお庭のクリスマスデコレーション

          お庭とクリスマスは相性抜群!? 一周回って自然な飾りを楽しみたい12月といえば、クリスマス!クリスマスツリーやリースなど、飾り付けを楽しみにしているご家庭も多いでしょう。それにしても子どもの頃に映画で観たクリスマスのシーンは驚きでした。豪華できらびやかでスケールも大きくて、まさに憧れの外国。画面のこちら側で圧倒されるほどだったことを覚えています。いまは日本でも街中で贅沢なクリスマスイルミネーションやデコレーションを見ることができるようになりましたし、家庭用の手軽なクリスマスグ

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          お庭いじりのプロがすすめる3つの「ある方がいい」

          今日は、お庭いじりの3つの「ある方がいい」をご紹介します。 3つにしぼることができないくらい、おすすめしたいものが思い浮かびそう。 まずは、「揃えておきたい」もの サッカーならば ボール、スパイクに、練習着。 そしてお庭いじりだったら 移植ごて、 じょうろやホースなどの水やり道具に、 剪定用のハサミ。 この辺が、はじめに揃えておきたいものですよね。 そして、「ある方がいい」もの 持っていなくても大丈夫。 でも持っていたら便利だよ!というもの。 状況によっても違いま

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          「植物の植え替えなんて簡単」と思う人が陥る落とし穴

          お庭のヒヤリハット 私たちのお庭づくりの現場での合言葉は「何事もビビりで行こう!」です。 慣れた工程、手早く済んでしまいそうなこと、簡単そうなこと、これらにこそ緊張感をもってあたらないといけないな、といつも痛感させられます。 小さなことの積み重ねがやがて重大な問題につながっていくからです。 とはいえ、癒しのお庭いじりタイムに緊張感やビビりは少々似合いません。 今日は私たちが経験した小さな落とし穴、お庭版の「ヒヤリハット」をご紹介します。 これを参考に、気持ちよく土いじりを

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          忙しい人にこそ「お庭いじり」をすすめたい3つの理由

          忙しくてもお庭をつくりたいのはどうして? 私たちにお庭づくりを依頼してくださるお客さまとお話していて、 「お忙しくされているな。」 と頭の下がる思いになることがよくあります。 ゆったりと時間的にも余裕があってお庭いじりをする方ばかりではないのです。 20代、30代。 マイホームを持たれ、幼い子を育てながら働き毎日奮闘中。 子どもが体調を崩すと思うように働けない…自分もしんどいけど子どもの笑顔に救われながら必死にガマン。 はたまた40代、50代。 職場での役割や責任が大きく

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          サボテンすら枯らす人に見られる3つの共通点

          植物を枯らしたことのない人、なんていないと思います。 きっと誰でも一度は枯らしてしまった経験があるのではないでしょうか? 私たちも、もちろんあります。 つい昨年末もお店で育てていた植物を枯らしてしまいました。 感染症で予定外の不在が続いてしまい、新しい根が伸びつつあった一番のタイミングで水の管理が行き届かず…しばらく様子を見ましたが、力尽きてしまいました。 お客さまに分けてもらったものでしたのでとっても残念でした…。 植物だって生きているのでそもそも枯れないことはないのです

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          鉢の植え替えで注意すべきこと TOP3

          季節の移り変わりが曖昧になってきているような気がしますが、今年の夏もまたひどく暑くなりそうなことは確かに感じられる今日この頃です。 暑すぎる真夏は多くの植物の「植え替えオフシーズン」。 梅雨にも入りますし、今後のタイミングの準備のためにも、今日は鉢の植え替えについて綴ります。 鉢といっても、意外といろいろ。 鉢、ポット、コンテナ、プランター、バスケット…、大きさに、素材、置く場所、役割もさまざまです。 時には空き缶だって、バケツだって、バッグに麦わら帽子だって鉢になってしま

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