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「老後FIRE」は簡単にできる

FIREは難しいけど「老後FIRE」なら簡単です!という実感をnoteします

FIRE(ファイアー)は、ファイナンシャルインディペンデンス リタイアアーリーという長い言葉の略語で、ざっくり意訳すると、
暮らしのために働かなくてよくなり早期引退する行動、となります

早期引退なので老後に引退すれば、それはもう「早期」ではないから、違うのではないか?という雰囲気もありますが、現代では70歳以降でも働いて稼ぐ人が少なくない世の中で、たとえば65歳で引退してしまうことは比較的早期引退と見ることができるのではないでしょうか

私自身は52歳で会社生活が嫌になって辞めてしまいましたので、正真正銘の早期引退です
そして、仕事らしきことはやってはいるけど、そこからの収入は決して暮らしのためにもならないスズメの涙
それで65歳の今も暮らして行ける秘策は、
少しの投資(と呼べるようなこと)と、DIY(買わない頼まないで、自分でやる)にあります
このようなことを今日ざっくりnoteします

投資は定番の株と投資信託、しかし私の実態はというと・・・

今はもう投資の片づけ期になり、持ち株の8割が塩漬け株
投資信託は残り4本を抱えています
総額300万円規模になりますが、かつてはこの2倍程度を運用しました

ここから過去10年程度の引退後期間に生み出されたお金はざっくり250万円ぐらいです
最高に儲かった年で100万円程度の濡れてに粟がありましたが、それを入れて250万円程度なので、どんだけ私が実は儲からなかったかが分かると思います

私は投資が下手なのかも知れませんが、10年で250万円ということは1年平均で25万円になり、この額はちょうど私が1年間に使うお小遣いの額と同じです
というよりその額内で日々自分の好きなことをして生活している均衡的なお小遣い予算でした
最近では新ニーサも始まったので投資するにはいいですね
でもあまり欲を出さないように・・・

ところが、最近では非常に投資からの収入が良くありません
年間に5万円も手に入りません

それで数年前から始めたことは「ゼロ円DIY」

DIYは「モノ作り」だけでなく、たとえば相続登記を誰にも頼まずに自分自身でやるような広い「自分でやる」行動も入りますが、ここでは狭い意味の「モノ作り」に限って書きます

実はモノ作りDIYには困った問題が2つあります

ひとつめは、作った作品が家の中に溜まり続けて、家族から見ると『役立たずのヘタな作品で家の中が埋め尽くされる』

モノ作りの趣味を始めてしばらくするとこんな実害に悩まされます

この解決策として、最近「成功した!」と実感するモノ作りDIYの趣味は
木工を趣味にする、という単純な方法でした

いくつか作品ができたら、ネットで売ってしまうという方法がありますが、実際は易々とは売れないだろうと思います
それでも構わないから、やってみることをオススメします

なぜなら売れたらラッキー、売れなくて元々だからです
売れなかったものは庭の焚火で燃やして、焼き芋焼いて食べるとかの手段で作品を消化することができます
ぜっかくの作品だけど、モノ作りを進めていくとだんだん腕が上がっていくから、過去の未熟な作品などもう見たくものないから未練はないです
むしろ少し前に作った未熟っぽく感じる作品は早く壊して焼いてしまいたいと思うぐらいです

ふたつ目のDIYの問題は、材料を買うと結構お金がかかるという問題があります

その高価な材料で、ヘタな作品を作っては燃やして灰にするのはやっていられませんし、ゼロ円DIYにはなりません
この解決策は、例えば、
森で拾った形や質感が良さそうな木の枝や倒れた竹で木工作品を作り上げるDIYが秘策と言えます

自然素材をそのまま生かすという趣味にはふさわしいDIYで、何を作るかについてのアイデアはTikTokで「DIY idea」などと検索して見られる動画から良さそうなものを参考にして自分でもやってみることが良さそうです

これらの動画は日本のものもだいぶありますが、私が創造力を掻き立てられる動画は、海外のどちらかというと途上国の人たちがアップしているような動画の中から見つかることが多いです

シンプルに木の枝の風合いを生かしたインテリアや、凝ったものでは木工旋盤というマシンで木の枝を削り、木目の美しいペンの軸などを作り出すようなもの
そういえば釣りのウキを自作する趣味が昔からありますが、そういう小物を作るDIY趣味なら材料は拾ってくるだけで済んでしまえそう
これはゼロ円DIYの基本になると思いました

私はもともと細かく丁寧に作品を仕立て上げる能力が無いので、
代わりにいあっているのが、家具の改造DIYです

よく家の前に使わなくなった古い家具を粗大ゴミとして出しているご家庭があります
そのような家具は自分の家にもあるもので、それを素材として使い、
要らない部分は切り落として、まったく別のモノを作ってしまうリメイクDIYです

私はもっぱらこのリメイクDIYでゼロ円DIYを実現させています
何を作ったか、の話しはあまりパッとしない作品のはなしだらけになりますので、ここでは省略しますが、どれも私個人の実用品として使えています

過去にそれが何の用途の家具だったかに拘らず、使えそうな別な使い方で実用になるものをインスタントに作ってしまい、悦に入るという寸法です

最近の例では、台所の古い蛍光灯照明を、中身を外して筐体だけにして、それをテーブルの脚として使った家具をでっちあげました

リメイクDIYのコツでは、作りたい作品を設計してから合う材料を買うのではなくて、手元にあるどのような材料でもいいから、それらを組み合わせて目的のモノを作る手段を編み出すという「やり方」が発生します

それは相当頭を使うことです
これでもない、あれでは無理、こーでもないあーでもないを繰り返すので、もしかしたらこの行動は老後生活者の認知機能低下を予防してくれるかもしれないと、この手のゼロ円DIYに私は期待しています

働いて稼ぐ を 「働く」と「稼ぐ」を別モノに仕立てればいい

長年会社勤めしてきた人は、私もかつてそうでしたが、「働く」から「稼げる」とつなげて考えるクセがついてしまいます
FIREではこのつながりを断つことが必須です
そうでないと「暮らしのために働かなくてよい」は成立しません

幸いにして老後生活者には公的年金があります
「稼ぐ」には年金収入も入るわけですから投資からの収入がショボくても暮らしのために働かなくてよくなる可能性は現役世代の比ではないほど高まります

そこに老後の趣味にかけるお金はゼロ円DIYにすることによってうんと減らせるのだから、サラリーマンを定年まで長年やってきた人なら投資なんかやらなくても「暮らしのために働かなくてよい」が手に入り易いです

それでも「人間は働かないと・・・」と思う人は、「働く」は「体を動かす」程度にまで敷居を下げてしまえばいいと思います
年金だけで暮らし、毎日散歩や運動で楽しく暮らせる老後にする
でも体を単に動かしているだけでは満足できないなら、体を動かさなければならない趣味を持つことがオススメで、その例が上述するゼロ円DIYです

しかも木工なら、高価な電動工具はあまり数多く必要なくて、ノコギリやカンナ、ノミ、ヤスリなどの手工具の出番が多くあります
ノコギリで板を切断するのは冬場でも汗が出ます
それはきっとジムに行ってトレーニングすると同程度の運動量になり、しかもジム代も要らないです

それできっと永遠に自分が気に入る作品には手が届かない、つまり毎回少しづつ上達していくので、
これは「死ぬまで現役」という世界と同じ効果になると私は実感しています

どうですか!
ゼロ円DIYで老後FIRE


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