幸せの羽の拾い方3つ

幸せの羽の拾い方というのは、ラッキーチャンスの見つけ方のことです。

仕事においても生活においてもラッキーチャンスに巡り合うことがありますが、実感として滅多にそんな思い出が無いという人も少なくないのでは?と思います。ここでは万人共通ではないかもしれませんが、今まで自分に起きたラッキーチャンスを分類し、自己流しかし実際的なラッキーチャンスの気づき方をまとめたいと思います。

その1、目に見えるラッキーチャンスが訪れた場合

この場合は手遅れにならないようにそのチャンスを活かす!に尽きます。もしかしたらボンヤリしていてそういうチャンスの到来に気づかないことがあるかもしれません。そういうことに気をつけさえすれば、チャンスをモノにできる、いちばん簡単な幸せの羽の拾い方だと思います。

その2、一見不幸な目に遭った場合

全部の不幸が該当するわけではありません。しかし一部の「不幸」と思われる出来事は、考えようによってはそれがそのまんまラッキーチャンスに変身する可能性があります。それを拾うという方法。

「幸運は一見不幸な顔してやってくる」と言い切っても過言ではないと私は思っています。

問題は、その不幸な出来事を冷静に考えてチャンスに置き換える発想と行動ができるかどうか、にかかっていると思いますが、性格にもよるかもしれませんが、慣れれば案外そういう発想はできます。

極めて悪い例ですが、あえて書くとしたら、親の死は非常に不幸なことですが、それによって遺産が手に入る、というような事です。

私事ですが、似たような例で、勤めていた会社からリストラ対象になったことを、そのまま利用して早期退職を達成したことを挙げたいと思います。
一般に、勤め先の会社を自己都合で辞め、しかも早期退職として会社生活におさらばすることは家族も親族もなかなかそれを許さず、ご近所さんからも「おかしな人」のレッテルを貼られる可能性があります。何も無い状態で自発的に早期退職することはなかなかできませんが、会社から「あなたはもうこの会社に要りません。退職金上積みするからこの会社から離れることに合意しませんか?」言われたならば、会社を辞めるのに十分かつ正当な理由を手に入れることができる、そのように発想を転換して自分のやりたかった方向に暮らしの舵を切り替える。そういうラッキーチャンスに「作り変える」ことができます。

ここでの問題はリストラで会社を辞めることに対する不名誉な意識ではないかと思いますが、これを重大だと捉えるか、構わないと捉えるかでチャンスが活かせるかどうかが大きく変わるというのがあると思います。

私の個人的意見は、いつも「構わない」にポジションをセットしていることが羽を拾うことについて最良だと考えます。

こんなチャンスを作る出来事というのは実は前段の目に見えるラッキーチャンスより多く巡り合っている可能性すらあります。ただ、それを不幸な出来事だったと諦めてしまって「ものは考えようである」ということをしなかった?なのかもしれません。

よく似た考え方に、不幸を乗り越えて行くという精神論がありますが、これとは違います。この精神論は私は今までの経験であまり役に立たなかったと言わざるを得ません。「乗り越える」という行為には、嫌な事を継続するという気分がつきまとったため、頓挫することになったからです。

そうではなくて、不幸な出来事について「ものは考えよう」にするアイデアを探し当てる方が直接的で短距離なチャンスを掘りあてることが可能です。

その3、ゼロからチャンスを掘り当てる場合

これは超難問です。
私はゼロからチャンスを掘り当てたことは記憶にありません。
きっと膨大な研究データの分析から思いがけない事が見えてきた、のような努力が相当要ることなのだろうと思います。多分普段の会社生活や日常生活ではあまり無い幸せの羽でしょう。

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