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ワクチン接種、基礎疾患がある場合はどうしたら優先接種できるの?を問い合わせた結果

意外と64歳以下のワクチン接種が早く実現しそうな雰囲気になってきました。

私の住む市では6月28日から該当者へ接種券送付の予定です。少し前まではてっきり来年にならなきゃ打てない、と諦めていましたが、思ってもいなかった早期接種実現になる様子。この点は日本政府や自治体の健闘に感謝しています。

ただ高齢者の次の優先順位となっている「基礎疾患」がある人は、いったいどう行動したら優先接種できるのかが分かりませんでした。なぜなら、国も自治体も当人が基礎疾患があるかどうかなんて分からないから、そういう方々に優先的に接種券を送りようが無いからです。

それで、どうしたら基礎疾患を持つ者が優先接種を受けられるのか、6月4日時点で私の住む市と、厚生労働省のコールセンターに電話で聞いてみました

ですが、6月4日時点で市のワクチン接種に関する相談コールセンターでは、結局確かな情報は分かりませんでした。

上述のことを聞きたいと電話質問に対したら、市のコールセンターの回答は、次回64歳以下の人への接種券が郵送で届くのを待ってから自分が基礎疾患があることを登録してもらうことになると思います。登録は例えば医師の診断書とか・・とのこと。この太字のところが実は正しくありません

医師の診断書が要るように回答されたことで、このコールセンターの人は正しく回答していないと分かったので、こりゃダメだと思い、電話を終えて次に厚生労働省のコールセンターに確認しました。すると、国から自治体へ出している方針としては、

①次回は64歳以下の接種対象者へ接種券が配られる

②自治体により違いがあるけど、接種券の郵送に同封して基礎疾患を持つ人への案内所もしくは基礎疾患申告用の書式が同封されているはずなので、それを読んでからワクチン接種機関へ「自分は基礎疾患(病名○○)」と言えば優先的に接種されるしくみがあるはず。

市のコールセンターの人の説明より明確でしたが、具体的なことは自治体で決めるからそこまではやっぱり分かりませんでした。

しかし、これでは64歳以下の人といっても年齢幅が広いから、いつ接種券が送られて来るのか分からないし、ウンと待って接種券が送られて来てからでは基礎疾患の人はちっと優先ではないではないか?と疑問が残ったので、こんどは市のコールセンターではなくて、市役所でワクチン接種の広報を担当している部署に電話しました。

このワクチン接種の広報を担当は、市のホームページ内を探し回ると、ちゃんと「お問い合わせ先」となって公開されている電話番号です。ここにかけると担当者の方とはすぐに電話がつながりました。

市の担当者の方に上記の件を尋ねたら、

まず、優先接種を受けるには、まず接種券が送られて手元に届いてからの行動になること。(自治体によって少し違いがあると思います)

私の住む市では64歳以下でも年齢の高い方から接種券を郵送されることになっているらしく、でも1歳きざみとかではなくて、もう少し広い年齢層単位で配るらしい。だから私ども夫婦はおそらく6月28日からそう遠くないうちに接種券を受け取れることが期待できそう。

その接種券が届いたら、接種機関(私ども夫婦はかかりつけの医院)で接種予約をするときに、自分は「○○病で基礎疾患に該当する」と口頭で申し出たら(診断書などは要らない)優先的に接種が受けられる予約設定になる。(これも自治体によって違いがあると思います)

やっと私の住む市で基礎疾患を持つ人がどう行動したらよいか、いつ頃に打てそうかが分かりました。

しかし結局は64歳以下の健常者をしり目に真っ先に基礎疾患を持つ人がワクチン接種できるものでもなさそうで、あくまでも「私は基礎疾患持っている」といっても医院などで予約のスケジュール表でやりくりできる中で、早めの方に載せてもらえる!ということに収まりそうです。

正直、基礎疾患を持つ身としては、な~んだその程度なのか、という気分もしなくはないですが、元は来年ぐらいまでどうせ遅れてワクチン打てないだろうな???とガックリきていたものが、7月からww、いやそう上手くは問屋も卸すまいから8月かせめて9月か!と期待できるようになったんだから、だいぶ早く打てるようになったと喜ぶことにして、接種券をおとなしく待ちます。

しかし、教訓としては、

一回の電話で説明された事に納得できなかったら、もうその電話の向こう側の人はそれ以上は答えられないのだから、一旦その電話を切って、別のルートで分からない部分に焦点を絞って質問した方がいい、ということがよく分かりました。

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