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Zoomで「総合的な学習」はじめます

かつて「オンラインてねぇ、学校ではなかなか難しいんですよぉ」と言っていた地元公立小学校が、夏から一転して「Zoomでやりましょ!」となり、一昨日に住民の私ども、と言っても2人と、学校の先生達6人ぐらいで第二回目の授業相談をZoomを使ってやりました。

前代未聞の、住民が自宅からZoomで教室のディスプレイに登場する授業をやりましょう!となりました

学校の各教室には既に大型のディスプレイがあって、普段は先生の持つタブレットパソコンの画面を大きくして映し出して生徒に見せている使い方なのだそうですが、今度はその画面に住民の私ともう一人は、自宅のパソコンから登場してあれこれ説明するという寸法です。

ほんとにこれでどの子にもちゃんと画像が見えて、声も聞こえるだろうか?と私は少し心配でしたが、先生達もそう思ったのか、今回のZoomミーティングは教室のディスプレイも使ってやってくれました。それで画像は教室の遠くからも見えるらしいことが分かりましたが、やっぱり音声は補強が要るらしいことが分かりました。たぶん子ども達は質問もしたいだろうから、マイクの近くまで出て来て質問するとか、マイクを手渡してやることが要るのかなと・・・

Zoomミーティングは、相手がそれぞれ自分のパソコンに向かってやる場合はもう何回か実際にやったので、大丈夫だろう!と思っていましたが、たくさんの子ども達が教室にいる場面ではそう簡単ではなさそうです。

「教室のみんな」と「パソコンの前の自分」という使い方は、会社のテレワークとは違いそう

まずZoomでいつも感じることは、僅かだけどタイムラグがあること。どうもリアルで会って会話するのと比べて、なーんとなく会話がぎこちなくなるような気がしてしょうがないのですが、その理由のひとつがタイムラグにあって、子ども達はけっこう戸惑うのではないだろうか。

時分の話しが終わって、しばらく間があいたから、次を喋り出すと、その途端に相手も喋って話しがダブってしまう。そうするとお互い遠慮して、また間があくというように。これが相手が多人数の子ども達の場合にうまくやっていけるかどうか、そこが少し心配なところがあります。

手際よく画像や資料を画面に出して分かり易く説明する練習も積まなくては!

Zoomには画面共有という便利な機能があって、これを使って私が持っている花や虫の画像を教室の子ども達に向かって遠隔から見せることができるので、授業では「使ってやろう!」と思っています。

ただ、これもよく使い方をよく練習して百戦錬磨になっておかないと、けっこうまごつくことがあります。子ども達を前にして「あれ???どうやるんだっけな?」みたいにならないように本番までに練習を積まなくては!と思っています。

このZoomのオンライン総合的な学習の授業がうまくいったら・・・

というか、これは絶対成功させて、来年からも部分的にでもオンラインでこうした授業を続行してもらおうと私は考えています。

なぜなら、授業ができる私ともう一人の地域住民は、それぞれ家庭の事情があって毎回学校に出向いて授業に参加できないかもしれないのです。私は東京から遠隔で授業参加できないと参加できないかもしれないし、もう一人はお年寄りの介護をしながらの参加なので、年々そのお年寄りから目が離せなくなってきています。だから自宅から遠隔で参加でなければ授業に参加し難くなるんです。

感染防止対策で今年偶然に登場してきたZoomと、それを使っての小学校の授業支援をZoomでやるはなし。私はこりゃチャンスだと思って、少々やり難い方式の授業なのですが、何とか上手く乗り切って「これなら来年からもZoomでできるね!」という学校の先生達の評価を今年は取り付けたいと、そんな決意をしたところです。

この先、また1,2回先生達とZoom打ち合わせがあって、1か月後ぐらいに本番授業第一回目がある見通しなので、またそのときに様子を書きたいと思います。

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