良い計画の立て方は、日本一よく当たる天気予報に、似ている
「計画をしっかり立てて実行に移す」はとても良い行いだとふつう言われていると思いますが、せっかく立てた計画だったけどすぐに挫折してしまう・・・と悩む人は少なくないことでしょう
今日のnoteはそんな悩める人が頓挫しないで済む計画の立て方を書きます
実はこの方法「日本で一番よく当たる天気予報」とCMでも流れているあの会社の天気予報と相通じるものがあります
しっかりした計画を立てても挫折してしまう理由とは
「明日何するか」という計画は、たぶんその通りに実行できることが多いでしょう
しかし元旦に立てた1年計画はきっとどこかでうまく行かなくなり「もうやめた」と諦めてしまう
これはふつうのことなのです
すぐ目先のことは比較的に計画通りに進められることが多いです
この理由は、目先のことなら予想がつくから、想定外のことが起きにくい、だから計画通りに行きやすいわけですね
ところが今日一日の計画でも、途中で気が変わることが起きます
例えば、
一人旅に出たとしましょう
電車に乗って、目的地に着き、訪れたい場所に行って人に会い、その後バスで移動してホテルに午後6時にチェックインの計画通りに電車に乗りました
ところが途中駅の看板に「日本で一番腰痛に効く温泉」という看板が目に飛び込み、腰痛持ちの私は居ても立ってもいられず、途中下車することに
これだと計画は挫折になってしまう
と思いきや・・・
スマホの路線案内で2時間後の電車を調べ、会う予定の人に電話すると「その時間でもオーケー」と言われ、ホテルに電話してチェックインを6時から8時に変更入れたら、あとは何も気にせず予定外の2時間温泉入浴を加える「計画変更」が出来上がりです
その変更された計画に沿ってその日の旅行をすすめたら計画通りに行動できた!と、言えるんです
計画の方を変えてしまうなんてアホらしいと思わないで欲しいのです
このように想定外の行動を計画に入れて計画を変更することこそ、計画を頓挫させない最も有力な方法なのです
直近の計画は「実行計画」 その先は実は計画というより「見通し」と考えましょう
想定外のことは明日より明後日、明後日より1年後の方がメチャクチャたくさん起きます
だから明日はなるべく計画に忠実に、を心掛けるといいです
計画通りに進めるには途中で起きるいろいろな雑念を払う必要がありますが、1日ぐらいならそう苦労なくできるでしょう
一方で、1か月後というような長い先は計画変更がたくさんあると思っておくことが大切です
変更するかもしれない計画なんてあり得ないと感じると思います
が、できれば1か月後とか少し長い計画を持っている方がメリットがあります
長期間の計画を考えておけば、それと変更したい部分を比較することができますので、行動がちゃらんぽらんにならずに済みます
なので、明日の計画はなるべくその通り実行したい「実行計画」
1か月以上先の計画は、計画になっていないかもしれないから「見通し」として気持ちの中で分けておいたらいいです
ちなみに明後日以降1か月後まではその中間みたいな
「計画変更」と「計画の挫折」の違いは・・・
計画変更で必要とされることは
①計画を変更したらどんなメリットとデメリットが起きるか考えて、デメリットの対策をすること
②自身のやりたいことは、変更しても達成できる自信があること
この2つです
ということは、この2つを考えないで急に計画に無いことに手をつけることが計画の挫折になります
計画を変更するメリットは
・昨日思わなかった「いいこと思いついた」が起きた
・「ダメじゃんコレ!」が分かったので、それを避けたい
・他の理由で計画通りに進まなくなった
こんな原因を計画変更することでいい方向へ持っていけることです
これだけを頭に置いて計画をエイッと変えてしまうとデメリットが起きることもあります
・お金がかかり過ぎて今月予算オーバになる
・今更そんなことしたら他の人に大迷惑かかる
・せっかく楽しみにしていたことがもうできなくなる
こうした起き得るデメリットよりメリットの方が断然大きいか、やり方によってはデメリットを出さない方法がある場合は計画を変更しても差し支え無さそうです
でも一番重要なことは事
その計画変更で、自分がやりたいかったことが変わらすに達成できそうかどうか
これを見極めることは大事です
私自身は、将来自由に生きたくて52歳で会社生活を辞めてしまいましたが、辞める前にその後の生活の計画を立てていました
その中にはその後マイカーの買い替えが2回入れていました
車が好きな私はこのぐらいは乗り換えたかったからです
ところが退職して2年目に、急に海外旅行にのめり込みたくなりました
お金がいっぱいかかります
そこで車を買う計画を変更しました
2回を1回にして、しかも軽自動車にしました
その変更で総予算をほとんど変えずに、その後8年間海外旅行に毎年行く「計画変更」はおおむねその通りに進みました
つまり「自由に生きたい」という私のやりたいことは変えずに、予算も範囲内に入れて、誰にも迷惑かけずにその後を生活することは当時にした計画変更によって達成できました
しかし、もし私が「海外旅行はお金がいっぱい要るから、また仕事をしよう」と計画を変更したら「自由に生きたい」がたぶんボツになってしまったことでしょう
「仕事をして稼ぐ」ではなくて「車の買い替えを節約して旅行費用を捻出する」計画変更で私の「自由に生きる」目的は継続できた、という例題のお話です
大袈裟な例になりましたが、このような変更への影響を考えてデメリットを回避するクセさえ身に着けば、計画変更は簡単に、そして頻繁にしたらいいんです
自身で立てた計画を、デメリット回避しながら頻繁に繰り返せば、計画変更後の「新しい計画」はいつも新鮮になっていて、
その新鮮な計画であれば計画の挫折は滅多に起きません
上述した日本で一番よく当たる天気予報は、そのアプリを入れて分かるのは、天気予報が頻繁にアップデートされる特徴があります
他の天気予報アプリと比べて「2時間前はこんな予報ではなかったな」みたいに雨や晴れの時間予報ががらっと変更されているのです
これはその予報の直後ならあまり予報の違いが出ないことに由来することだと思います
なので、この天気予報会社はきっと、最新の予報が「本当の予報」で、それ以降は「これからまだ予報の変更があると思うけど、だいたいこんなかな?」という予報じゃなくて「天気見通し」なんだな!?と思いました
自身の計画も、これに似ていて
だいぶ先の計画は「まあこんな感じで、お金はこのぐらい予定していればまあまあかな」のような「将来見通し」で、
直近の予定は「ホンモノの計画」なので、よっぽどのことが無い限り「これで今日は行くぞ」な「実行計画」となります
そして計画の変更は思いついたらその時によく考えて変更し、いつも明日は新鮮な計画で臨めるようにしている
ということかな、と思います
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