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会社を辞めて、リタイア生活始めると要らなくなるもの、要るようになるもの

もう再就職活動したり勤めたりしない!っていう場合のはなしです。

●●●引退したら要らなくなるもの

捨てるのはもったいないからとか言ってとっておく、つい習慣で新しいもの買ってしまう、だけど引退したら使わない物たちは、このようなもの。

スーツ、ネクタイ、ビジネスシューズ

ネクタイとビジネスシューズはまず二度と使わないです。ネクタイは惜しみなく捨て易いですが履ける靴は捨てがたいですが、リタイア後にそういうの履いて歩くのはサマにならないです。会社を辞める1年前から靴はあえて何とかビジネスシーンでも耐えられるギリギリのカジュアルなものに代えておきましょう。

スーツは1着のみ残して、あとは捨てるか売り払いましょう。持っているとタンスの場所取りです。ただ引退後もあらたまった場というのがレアケースで勃発するので、それ用のスーツは一着持っているといいです。この場合の靴は冠婚葬祭用の靴を持っていたらクロスオーバーできます。

名刺

要りません。リタイア後用の自宅の住所や電話番号書いた名刺を持っていらっしゃるご年配をたまに見かけますが、個人情報書いたものを不特定多数に渡すの良くないです。

たまにボラ活などで名刺をもらうことがありますが「私は名刺持っていません」で100%通用します。

もし連絡先などが必要なら、紙に書いて渡すか、メールアドレスを教えてもらって、そのアドレスにメールすれば足ります。住所や電話番号は伝えないに越したことはありません。

さらに肩書きなどを伝えたい場合は、肩書きがもはや無いので、自分の経歴などバックグラウンド書いた「資料」をA4用紙にタイプしてプリントし、それを相手に渡す方が名刺よりよほど相手に保管してもらい易いです。

腕時計

特に高級腕時計要りません。腕時計が趣味の方ははなしが別ですが、リタイア後の出かけ先は、散歩、買い物、ボランティア、セミナー、町内会、それに銀行・市役所が主なのでスマホで足ります。ただアウトドアの場合はスマホが見難いから別の時計欲しいですが、それでも腕時計ではなくて腰に下げる式の時計の方が便利でしょう。

でも、旅行でホテルのラウンジに行くとか、クルーズ船の旅する人は高級腕時計要るかな!?

財布

特に長財布は要りません。小銭とカードが何枚か入るような「小銭入れ」は便利ですから、これは持ち歩きますが、長財布は今では家に保管するお札の保管庫になってしまっています。持っていても邪魔にはならないから捨てることもないけど、リタイア後には持ち歩かない物の代表格が長財布でしょうか。

ノートパソコン

パソコンはリタイア後の必需品ですが、ノートパソコンではなくてデスクトップの方が断然良いです。

ノートパソコンは持ち歩きに便利、という以外は欠点だらけです。会社辞めてパソコン使う場所は家の机と相場が決まっています。外でじっくりパソコン開いてノマド風に仕事風な事するとか、私はリタイア後にそういう生活しかけてみましたが、全然ノリません。だからパソコンを持ち歩くシーンは引退後には殆ど無いでしょう。もし持ち歩きたいシーンが稀に出現したらスマホで何とかできます。

さらに、デスクトップパソコンの方が丈夫で長持ちします。バッテリーが内蔵されていないからバッテリー交換費用が出ません。キーボードが別だからお茶こぼしてもキーボードだけ買い替えればオーケーです。ディスプレイも歳と共にデカいのでないと見えなくなりますが、ディスプレイのみで買い替えできます。

死亡保険

サラリーマン現役時代に家族受け取りの死亡保険が要った理由は、稼ぎ頭が死んだら家族はお手上げだからです。でも稼ぎ頭が引退したら、基本的にその必要がありません。

死亡保険かけるより、残る家族(奥様とか)が遺族年金を多く受け取れるように、奥様の基礎年金受け取りは繰り下げして増やす方がいいと思います。

ドケチ生活

リタイア生活(セカンドライフ)に入ったら、もうドケチする必要はありません。ドケチの目的は稼いだお金をいかに残すか、でしたが稼がないリタイア後は「貯まったお金を使う」になります。

現役時代はリタイア後の生活費を貯めるために倹約と節約に励み、できるだけたくさんのお金を老後のために積み立てることは悪くありませんが、引退、つまり稼ぎが無くなったら、貯めたお金と年金を使って死ぬまで上手に暮らすという出費スタイルに切り替わります。

お酒とサプリメント

両方とも会社生活の重いストレスを発散するとか、気分を楽にする気持ちで飲むものだと言ってもいいでしょう。

事実、会社に通わない生活ではお酒が美味しくなくなってきます。「てやんでぇ、べらぼうめ!」とグチを吐く上司とか相手がもういなくなるからでしょうね。だけど私は酒好きですから飲みますが、もうそれはコーヒーとか飲んでるようなもので習慣が止まらないからです。飲まない日を設けても苦痛がありません。

サプリメントも同様でした。

●●●引退したら要るようになるもの

自分の場所とか、自分の部屋とか

昨年からはテレワーク進展のために、書斎になる部屋のある物件ニーズが高まったと言われていますが、リタイアメントも自分の部屋は必須に近いです。

その部屋、どうしても無ければ部屋の一角の場所に、自分用のパソコンを置く机とモノ入れは城としてほぼほぼ絶対必要です。そうしなけりゃ現代リタイアメントはやっていけないでしょう。

道具

リタイア後に何をするか、しないかによって道具は千差万別ですが、とにかく現役時代には要らなかったものが要るようになります。

私はアイトドアな事をするので、長靴は3足持っているとか、大工道具や金属工作・電子工作の各種工具が棚いっぱいにあります。

ただ注意すべきは、このような道具はいわば趣味の道具なので、遺産になったらもうゴミとしてしか見てもらえないです。だから捨てたり売り払ったりし難いようなもの、特に大きなもの、重たいものは遺族が処置に困るからいっぱい揃えるのは後々の大問題です。

行きつけの場所

必ずしも行きつけの居酒屋のことではありません。

そこへ行くとなぜかホッとする癒しの場所があるといいです。

散歩道とか、海の見える高台とか、先祖代々のお墓とか、

かつて通った会社の正門が見える公園のベンチとかいう話しを聞いたことがあるけど、こういうのは私はあまり薦めません。

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