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VRでの至上サービスを考える上での考察と結論は「VR飲み会」が現状の至上サービスかもしれないw

オノッチが投稿したtweet

これに対して僕がレスしたツイートが

で、このやり取りはとても議論の価値があって、今後のVR市場を考えるうえで切り離せないものが「サービスの向上」VRという世界において「人口」が増えないことには活気が生まれず発展がしない。都会が発展するのは人口が多いからだと思う。人口がなければそこにサービスは生まれず新たな発明もない。サービスとは自分に対してではなく「誰か」に対して行う行為だからだ。

人の求める至上のサービスを考える

オノッチの言っているように
「プラスサービス」と「マイナス(カット)サービス」がある。

プラスサービスは
「〇〇できるようになりました!」

マイナスサービスは
「〇〇しなくてよくなりました!」

で、至上サービスはこの両方を埋めるサービスだったりする。
「〇〇したいけど、〇〇が嫌」これを解決するには

「〇〇しなくても、〇〇できます!」これが至高サービスと言える。

しかし至高サービスといったが・・・
現在において「それがスタートライン」ともいえる。

「コストゼロで、求める何かを得られる」これがシンプルな結論

3大コストというものがあって「お金」「体力」が消費しやすいもの
最後に「精神」だと考えている。この三つで「やるかやらないか」を決めているのが人間だと思う。
このうち「精神」はサービスによって変化する「興味」だったり「安心」だったり「希望」だったりする。

3大コストのうち一つでも無い場合は「行動しない選択」が浮上する。

例えば遊園地に行く場合
「お金」「体力」「精神(興味など)」どれか一つでも足りない場合に行く人はいるだろうか?いないと思う。代替え案として「散歩」「公園」になるだろう。

話を戻して、「VR」の普及には、まず「VR」に来てもらう必要がある。

現在のVRは、まずお金の面はoculasquest2のおかげで大分軽減されたがそれでも4万近い費用がかかる。これにPCをたせば20万弱のコストがかかる。

費用面でいえば参入障壁としてコストがかなり高い
これをカバーするために「精神」に訴える。
つまり「未来性」を見せてコストをカバーできることを伝える。

ここで現状のVRでの至上サービスの一つの結論を出す


「飲み屋に行かなくても飲み仲間に会えて宅のみ価格で飲める」

現実の場合は飲み屋にいくとサービス料が取られるが、お酒の値段を知っている人からすれば割高といえる。東京の新宿ではものにもよるが日本酒1合が3千円くらいするが、同じものを酒屋で買えば4合瓶2本くらい買えることもある。これに、2次会のカラオケや各種クラブにいったり終電がなくなりタクシー代など・・・どんどん膨れ上がる

しかしVR飲み会であれば

・飲み屋のサービス料がなくなり費用カット、
・飲み屋に行かなくてもいい体力コストカット
・寝落ちしても安心という精神不安要素カット

まさに3大要素をすべてカバーしているのがVRでの飲み会なのだ。

費用面の参入障壁をカバーするためには、
VR飲みとリアル飲み屋に行くことで浮くコストの未来性を提示する必要がある。

一回の飲みに対してVRとリアルでは5000円のコスト差があるとする。
およそ40回で20万円のコスト差が生まれこれによって最初のVR導入の参入障壁をカバーできる。これを週一回の計算でするなら、およそ8か月でVR飲みのコストが上回ることになる。

私的な結論だが
現在VRで最も価値あるサービスは「VRでの飲み会」になる・・・
2次会、3次会も合わせて考えても・・・だ

過去に1年以上平日にVRで飲み屋を開いていた経験からお客さんの声などを考えてもここに行きつく。

これにあわせて、音楽ライブや美術館なども同じくだ。
生活するうえではまだまだエンタメの域を超えていない

今後需要のあるサービスは


「カウンセリング」や「心療治療」には良いんじゃないかと思う。


著:おにちくTRAIN(twitter:@onitikuTRAIN)

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バーチャル演出家/衣装デザイナー
・ぱんだ歌劇団-舞台背景・衣装制作
・くらげビートの一発屋
・カラオケ大好き
愛に生きるVtuber おにちくTRAIN!!!
鬼瓦畜和と鬼瓦玲衣(おにちくとRAINだよ)
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VR空間SNS「VRChat」で2019年~2021年初頭まで平日夜23時~毎日飲み屋を開いていたVtuber。VRoidをつかった衣装デザイナー、ワールドクリエイターなどクリエイト業がメインのVtuber

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