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不要論

世の中には不要な物が蔓延る。
斯く言う私もその不要な存在である。

必要枠ってものがあるのなら、それは私には無縁のシロモノ。

そう思うと肩の荷が些か軽くなる。
私が必要だと思ってくれる人だけでいい事だ。
社会の何か得体の知れない物を、知らない間に背負っていたのかも知れない。

得体の知れない物って、先入観からの思い込みってやつから偽善までのいろいろ。

目を覚ましてみれば要らない事が多かった。

放てば手に満てりなのか?
それとも放さない方が幸せか?



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