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同病

同病の彼が車椅子になっていた。
仕方ないね。
初めてお会いした時は、ロフトストランドステッキに装具をつけて歩いてらしたけど、年月も経って常時車椅子の様だった。

彼とは罹患した経緯が似ていた。
彼もわたしの話しを聞いて、僕も同じですと言われその詳細をお話しして下さった。

彼と私は弧発性の遺伝病。
そんな複雑な思いの同病がいた出会いに、驚きと嬉しさが混じった思いだった。
彼も私も何年も自分の病が分からず、気持ち的にどうしようもない日々を過ごす。

そして、やっと確定した時は遺伝という理解し難い結果に終わった。

彼は結婚もされてお子様もいらっしゃる。
お子様の事は随分悩まれた様だった。彼自身のブログにも書かれていた。

 

私には出来なかったこと。。。

私は検査入院した時、確定診断出来ずに退院した。その時、研修医から子供はどうするのか?と問われてた。
私はどう言う意味で言ってるのかサッパリ分からなかった。

しかし、それが後からズッシリとのしかかった事は確かだった。

それにしても進行性の難病って、いくらハードなリハビリしたって来るものは来る。
私はリハビリで何とかなるって思ってた節がある。

主治医からは、
アスリート並みの運動したらそりゃ維持出来るかも知れないけどね、、、
そう言われてた。 それが現実ってやつだった。

同病の彼の車椅子姿を見てつくづくそう思ってしまった。

私はリハビリやめて正解かも知れない。


久しぶりに彼のインタビュー記事を読んで、それなりに頑張ってらっしゃる事を嬉しく思い拝見しました。


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