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私が京都精華大学に来た理由

※これは人文学部生向けの記事かもしれません

京都精華大学 人文学部に所属しているとよく聞かれることがあるんです。

「人文学部って何?」
「なんでそこいったん?」
「何を学びに行くん?」

まあそうですよね。言い方悪いけど私も未だに一言で説明しろって言われたら正直パッとはでてきません。笑
そんな学部になぜ入ったのか?
長々だるい人は最後の結論だけでも読んでって。

〈私が見てきた同級生たち〉


私が入学したときには色々な人がいました。
 
・歌手をやってて、歌詞のバリエーションを増やしたくて文学を学びに来た人
・シンプルに入れるところが無かった
(学力的に)
・精華大学の校風に惹かれた
・京都の歴史が学びたかった
など。

ですがその多くの人間が、1年2年の間に
「思ってたのと違う」と退学していきました。

確かに、専門分野を学べるのは2年〜3年からで、
1年の間は興味のない必修をたくさん取らなきゃいけないからね。そこに100万もの学費を払う価値を天秤にかけたら、やめるのも一つの道だと思う。

けど私は、もしそう迷ったら
「精華大学は、面白いところだぞ」と一旦止めるし、まず私と出会えと思う。笑

〈私は出逢いを探しにここに来た〉

私は高校生のとき、入りたい大学がありませんでした。勉強したい分野がなかったんですよ。
なりたい職業もない。特技も資格もない。
でも、大学生にはなりたい!という抽象的なあこがれはあって。 

そんなときに見つけたのがここ
京都精華大学でした。

まず何となく芸大おもろそうという理由で
オープンキャンパスに来たとき、
「おもろい人ばっかりやな」と思いました。
「こんな研究が許されるん?!」
「この絵で合格できるん?!(ごめんなさい)」
「あっこの人先生やったん?(ごめんなさい)」
そんなことも思ったし

何よりみんな距離感がバグってたんですよね。(いい意味で)
オープンキャンパスの主催者たちは私を、いち高校生ではなく、すでにセイカ生として受け入れてくれていた感じがしました。
堅くないというか。
すべてを受け入れてくれる場所だと
そんなふうに感じました。
今風に言えば、多様性が認められている学校。

まずそこに惹かれた。 
何故なら私は
「人生とは出逢いだ」と思ってるから。

大学で何を学ぶか
何を手に職つけるか
そんなことよりも、どんな人と出会い、どんな世界を知るか。それが自分の選択肢を広げると信じていたから。

そんな話をしてたときに、人文学部という学部があると知って、先輩に聞きました。
「人文学部って何するところですか?」
そしたら

「なんでもできる学部だよ」
と言われたのを覚えています。

なんでもできる学部…?!?!

最高やん。笑

特に学びたい分野がなかった私は、
その一言でここに決めた。

ここでの四年間で、何も学べなくてもいい
学問に縛られず、自由に生きれる学部。
そしてここでたくさんの出逢いがあれば。

それだけで、400万を払う価値があるとすぐに思った。

変わってるよね。(笑)

学問で道を諦める前に
「出逢い」に価値を見出してみては
どうだろうか。


まあなんやかんやあって、
学びたい学問に出会えて、
未だに楽しく学生してる。

またそのへんも詳しく書けたらと思ってます。

記念すべき1つめの記事
読んでくれてありがとう☺

人文学部4年生  こはるん





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